今日のベンフィカU-16での出来事。


練習前のミーティング


大型スクリーンを使って戦術の確認。


松本量平オフィシャルブログ「Will」


その後、それをさらにわかりやくすく説明するために


巨大作戦ボードを使って


こう来たらこう動いて


そいつがそこのスペースに入って云々・・・と


マグネットと赤のペンを使って詳しく解説。



ミーティングが終わり、選手をピッチへ送り出し


作戦ボードの片づけをしていると・・・


ボードに書いた赤のペンが消えません・・・


消えないどころか消すモノすらありません・・・



この巨大ボードはベンフィカTOPチームが


毎日ミーティングで使っているもの。


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監督のブルーノも


「まずいぞ・・・ジョルジェ・ジェズス


(ベンフィカTOP監督)の愛用品なのに・・・」



オフィスに確認しにいくと


このボードにはいつも書き込みはせずに


マグネットを動かして説明しており


どうしても矢印などを付け加えたい時は


透明のシートみたいなものをかぶせて使っているそうな・・・



急遽消毒液とガーゼを持ってきて


赤ペン消し大会の始まり始まり。



消毒液をかけてガーゼでこすると・・・


赤がボード中に薄く広がり


血だらけ状態のピッチに・・・(笑)



「これはマズイな・・・」


GKコーチは


「この薄い赤を万遍なくピッチ全体に


広げればいい感じになるんじゃないか」


テンパってそんな訳のわからないことも


飛び出す始末・・・



そこで僕は日本製のポケットティッシュが


カバンに入っているのを思い出し


これはどうだと提案。



そして消毒液&ティッシュでこすると・・・


なんと見事に赤が消えていく消えていく



ティッシュが底をつき


この素材が消える秘訣だと分かったブルーノは


最後は自分のTシャツで


すべてをきれいに後始末。


なんとか一件落着となりました。


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ちなみにこちらでは


日本のティッシュのような柔らかいものは少なく


ティッシュ代わりにナプキンをよく使います



日本のティッシュは貴重です。