それは2009.03.27の出来事…
今朝、ケータイに一通のメールが届きました。
差出人は芝居を通じて知り合ったMさん。
「映画の試写会のチケットが当たったから一緒に行かない?」
メールの文面にはそうありました。
映画…そういえばもう長いこと見てないな。
この機会に映画館へ足を運ぶのもいいかも。
で、いつやるんでしょう?
「今日の16時」
え、『今日』??
という訳で、『SAW(ソウ)』シリーズのダーレン・リン・バウズマン氏が監督を務めた映画、『REPO!(レポ!)』を見て参りました。
この作品は、『スパイキッズ』シリーズのアレクサ・ヴェガが主演を務め、更に世界的歌姫サラ・ブライトマン、そしてあのお騒がせセレブ、パリス・ヒルトンらが出演。
と、これだけでも話題性は十分ですが、我々にとって一番重要なのは、『X JAPAN』の『YOSHIKI』さんがエグゼクティブ・プロデューサー、そして総合音楽プロデューサーとして名を連ねていることでしょう。
お誘いを下さったMさんもXの大ファンで、「YOSHIKI mobile」というYOSHIKIさんのケータイサイトでチケットを入手したとのこと。
ちなみにMさんがどれくらいXのファンかというと、一曲約30分あるX JAPANの大曲『Art of Life』を、一度のカラオケで2回入れたりするくらいです。
かく言う僕も、Mさんをはじめ気合の入ったファンの皆様には到底及びませんが、(自分が出演する)お芝居の開演前のBGMを、音響さんに我侭を言って上述のArt of Lifeに変えてもらったり、X解散ライブのネックレスやブレスレットを付けて自分のライブに出るくらいX、そしてYOSHIKIさんが好きです。
そんなこんなで「渋谷シネマライズ」まで足を運んだわけでございます。
…が、内容は、これから見る人の為に秘密です。
ちゃんと最初から最後まで見ましたよ!
寝てませんてば!
で、本編終了後、突然司会の女性が「サプライズゲストを迎えての舞台挨拶があります」と我々に告げました。
そう、そこで『まさかのYOSHIKIさん登場』です!
あまりYOSHIKIさんのことをご存じない方に説明致しますと、YOSHIKIさんがファンの前に姿を現すのは本当に珍しいことなのです。
当然盛り上がる…いえ、『猛り狂う』場内!
乱れ飛ぶ「YOSHIKI」コール!
僕も、生でYOSHIKIさんのお姿を拝見するのは丁度一年ほど前、昨年三月のX JAPAN東京ドーム公演最終日以来だったので、正直胸が一杯でした。
(ちなみに、そのときは東京ドームでの三日連続公演で、各日に「破壊の夜」『無謀な夜』「創造の夜」というタイトルが付けられていました)
そんな中で始まったYOSHIKIさんの舞台挨拶。
以下、一部をご紹介致しますが、記憶を頼りに書いているので、細部が実際と異なっていたら申し訳ありません。
「(映画の見所を聞かれて)…収集がついてないところですかね」
「(作品に、自身のプロジェクトである『VIOLET UK』の曲が使われているが)自分でアルバムを出したときにインパクトが弱くなるといけないと思って、サントラには入れないように言いました」
「でも、アメリカ版のサントラに収録されてしまったので、市場に出回る前に全部回収して(VIOLET UKの曲が入っていないバージョンに)刷り直しました」
「監督と意見が衝突して、『(監督に対して)お前はクビにしてやる』って何度も思ったんですけど、(自分の立場が)二番目(つまり監督よりも立場が下)だって気付いて…」
「でも一回、『お前はクビだ!』って(監督に)言ってスタジオを出て行きました(笑)」
等々、破壊力抜群でありながらも、どこかチャーミングなYOSHIKI節が今回も満載でした。
そんなこんなで舞台挨拶は終了し、再び場内一杯の「YOSHIKI」コールに包まれながら退場されるYOSHIKIさん。
短い間ながらも充実した時間でした。
で、その後、同じ回にREPO!を見た人だけが参加できる立食パーティーのようなものがありまして、僕も参加したんですけど、体調の悪化により無念の途中退場…
なので、そちらについてはあまりお話できないのですが、とりあえず、あんなにゴスな女性達に囲まれたのは久々だったとだけお伝えしておきます。
なにせ、ここ数年メタルばっかり聞いてて『マッシブなお兄さんしか視界に入らない生活でしたからね』(笑)
と、そんなこんなで本日のレポは終了です。
…しかし、伝説はまだ終わらなかった…