一時金訴訟をすすめる会 代表 木田様


 10月8日に「公開質問状」を受領いたしましたが、ご指定の回答期限が12日必着と差し迫っており、簡潔なものとせざるをえませんでした。どうかご了解ください。



質問1

 貴会は理事長に対してご質問の内容に関わって訴訟を提起されており、現在、常任理事会としてその対応を行っています。私は常任理事会の一員であり、また理事長の職務代行者でもあり、その議論をリードする責務を負う立場にあります。


 私の立場は、この問題についての常任理事会での議論や決定にもとづいて、誠意を持って全力で解決に取り組むことだと認識しています。あらためて常任理事会として確認している基本方針(「一時金訴訟の解決のために」2009.4.29常任理事会)を添付いたしますので、ご参照ください。



質問2

 すでに常任理事会として、今次の一連の事態に対する見解を表明しており、そのとりまとめにあたり、私は常任理事会において積極的な議論をお願いし、学園の不信・不和の解消を進めるために尽力してまいりました。また、すでに和解協議の場において、常任理事会として和解案をお示しさせていただいております。

 労使の協議のあり方に関しては、その見直しを必要と認識し、それを踏まえてこの間労使が建設的に協議できる環境が徐々に整いつつあると考えています。私はそのためにいっそうの努力を継続し、学園構成員の参加・参画のもと、学園創造を進める先頭に立ちたいと考えております。



質問3
 学園運営のあり方検討委員会とその具体化委員会を組織して、分権化や会議・機関・役職の役割と責任の明確化などについて検討を継続しております。次期中期計画をスタートさせる年を迎えるにあたり、学園運営のあり方についてもその改善・改革を進めてまいります。

(以上)


* 添付資料(09,4,29常任理事会「一時金問題の解決のために」)