こんにちは。
東京都立川市さかもとみゆき音楽教室です。
ピアノ発表会の思い出話を忘れないうちに書いています。
第2部のアンサンブルでは、親子、姉妹、友達とのアンサンブルをご披露いただきました。
親子連弾では、ピアノを習ったことのないお父様やお母様に伴奏をお願いすることもあります。
みなさん、お子さんのために一生懸命練習をして下さいます。
「間違えて、子どもの足を引っ張ってはいけない」と、それは緊張して舞台に上がって下さいます。
緊張で震える指。
カチコチになった背中。
私は、背後から心の中でエールを送ります。
「がんばって!」
こんな時、生徒さんよりついついお父様、お母様の方に応援の気持ちが向くのです。
リハーサルで間違えたのをリベンジして、大成功だったお父様。
去年のリベンジをしたいと今年も挑戦されたお父様。
震える指で何度も間違えながらも弾き続けるお母様を見守るように、合わせて弾いている4歳の男の子。
中でも印象的だったのは、ちょっと音を外して止まってしまったお父様と4歳のお嬢さん。
暗譜で弾いていらっしゃいましたから、どうされるかな?最初から弾かれるかな?と思っていましたら、
2人で黙ったまま、お互いに弾けるとこを探し出し、
見事にまた曲に戻っていったことでした。
2人でたくさん練習したから、このあ・うんの呼吸や
お互いの音を聴いて合わせることができたんですね。
素晴らしかったです。
それから、お父様がピアノ、2人のお子さんとお母様はダンスでミッキーマウスマーチを披露してくださったご家族。
ご家族みなさんが全身で音楽を楽しんでいらっしゃるご様子に、会場から自然に手拍子が湧き上がりました。
アンサンブルは、心と耳を通わせて初めて成り立ちます。
素晴らしく温かく感動的な時間でした。
それを観ていた小2の甥っ子(生徒でもあります)の父親が、
「来年は、僕もピアノの伴奏で出場してみようかな?」
ですって。
それだけ、心に響くものがあったのですね。
甥っ子には速攻で、
「友達とがいい」
と断られていましたが…笑
明日から来週の始めくらいまで、
ブログをおやすみします。
ちょっとリフレッシュしてきます♬
はじめよう。楽しいリトミック 土曜日親子リトミック会【1歳半〜3歳】 11月スタート