こんにちは。
東京都立川市さかもとみゆき音楽教室です。

小2のSちゃんは「リボンのワルツ」という曲を練習しています。

ワルツは、3拍子の踊りの曲です。


「リボンが風に揺れるように、軽やかに柔らかに弾くには、どうしたらいいしら?」


Sちゃんと一緒に、リボンに優しく息を吹きかけてみました。

「ふーーっ」

リボンが揺らめきます。

今度は、Sちゃんがお姉さんのNちゃんと一緒に、リボンになります。


そよ風に揺れるリボンの動きを感じながら、
ゆーら、ゆーら。
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その後もう一度弾いてもらうと、
固かったSちゃんの身体や腕が自然に揺れて、
音も柔らかくなっていました。


どんな音を出したいのか、どんな風に弾きたいのか
生徒さん自身がイメージをすると、
演奏は自然と変わります。


その手助けをするのが、「動き」です。
 

「こう弾きなさい」と教え込むのではなく、
生徒さんの心の中から自然と湧き出す音楽と引き出すために、

時間が掛かって、遠回りに見えても
私はピアノのレッスンに動きを取り入れることを
大切にしています。

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