地球温暖化を止めるべく、世の中エコブーム。
無駄をなくすことは素晴らしい!地球にも優しくあるべきだ!

しかし、時々ふと考えることがある。
こっちとこっちはどちらがエコ?

例えば、「エコのため車をハイブリッド車に変える」
これは、エコ?
確かに、燃費が良く二酸化炭素排出量も少ない。
エコ!と言いたくなる。

旦那さんとこの前、話した。こんな話。
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でも、よく考えてみると、本当にエコなのかは怪しい。
まず、このハイブリッド車が自分の手元に届くまでの課程で
どれだけの二酸化炭素やエネルギーを排出したか考える。
工場でプラスティックや鉄を製造する課程、
加工するその機械が排出するエネルギー、
できあがった車を輸送するためのエネルギー。

果たして燃費を押さえた車と今までの車の二酸化炭素排出量やエネルギーが
今までの車から乗り換える時に発生するこれらのエネルギーとどちらが少ないか。

私の手元にはっきりとしたデーターはないが、
おそらく、その差を埋める程の違いはないのではないかと思う。
それよりも、今まで乗っていた車がまだ修理すれば使える状態であっても
売れないという理由から、スクラップになることの方がよほど地球に悪い気がする。
それよりも、今あるものを、修理して、
パーツだけ乗せ換えて車を走らせる方が良い気がする。
(旦那さんは新車製造を5年間中止!にするとかなりエコだ!と言ってた。
経済ぼろぼろにはなりますがね。)

エコという響きはとても素敵だけれども、
真相を考えずに、その流行言葉に踊らされたくはない。
今あるものを大事に長く使うほうが、ひょっとするとECOかもしれない。
経済の発展は考慮しないものとして。