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昨夏日本の図書館で借りてきた雑誌に「りんごかもしれない」のヨシタケシンスケさんのことが載っていました。本は知っていましたが読んだことはありませんでした。
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りんごかもしれない
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たまたま行った子供の施設にもMoeという雑誌が置いてあって、やはりヨシタケさんの特集で面白くて読み入ってしまいました。
会社員だった時はストレス発散にデスクで小さなイラストを描いていて、人が通ったらすぐに隠していたそうです。自費出版で出したイラスト集が残って邪魔だったので人にあげたりしていたら、誰かの目にとまって絵本作家の道を歩むことになったそうです。
地元の図書館ではヨシタケさんの絵本は全部貸出中だったので、別の図書館から取り寄せてもらい借りました。
本屋にもいろんな本が置いてあったので見てみましたが、大人がそうそう!と思うことも多くあって、人気があるのも分かりました。
これなんか↓表紙を見ただけで、あるある!と思いました~。
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もう ぬげない
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そしてローマのLargo Argentinaにある本屋さんでイタリア語版を見つけました~
どうやって訳されているのかも気になります
図書館の読み聞かせでも読んでほしいです。買って貸そうかな(笑)
そんなヨシタケさん、絵本作家になる前は大学の同級生と造形模型のお仕事をされていて、教科書の表紙の作品なんかも作成していたそうです。
それで夏に実家にある算数の教科書を見てみると、表紙「吉竹伸介」さんのお名前を見つけました~。
こんな表紙だと算数の勉強も楽しくなりそうです!
日本で娘の地元の友達が数人泊まりに来た時に、借りてきた絵本を見せて、同じ人が、使っている算数の教科書の表紙も作ったんだよと見せました。
暖かくなったので、週末公園で久しぶりに文庫をやりました。お姉ちゃん二人と弟二人の参加でした。
最初に「そらまめくんのベッド」を読みました。新しく入った「そらまめくんとながいながいまめ」はお友達に借りてもらいました。その本にはさんじゃくまめという、私も聞いたことがないまめが出てきます。みんなで絵だけ見ました。
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そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集)
952円
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そらまめくんとながいながいまめ (創作絵本シリーズ)
905円
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次は沖縄の昔話「りゅうになりそこねたハブ」(こどものとも)
ハブが天から降らせたものは何か?と当ててもらいましたが、みんなはずれ~。正解はりゅうのう○こ(りゅうふん)だと言うと面白がっていました
そしてこどもの日も近いので、折り紙でかぶとを折りました
両面折り紙で折ると二色になるのでなかなかかっこよくできました。お姉ちゃんたちはさすがきれいに折ります。
次はかぶと繋がりで「カブトくん」を読みました。子供の大きさのかぶと虫と男の子のお話です。
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カブトくん
1,404円
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その後、お友達がカエルを折ってくれたので私と娘も教わりました
彼女の小学校の時の算数の先生が、図形を勉強する一環で折り紙を教えていたそうで、カエルも学校で教わったそうです。折り慣れていないとなかなか難しい折り方です。
この折り紙のカエルが良く飛びました! たまたま息子が作ったお皿があったので、それめがけて飛ばしっこをしました。
弟くんは本にあったうさぎなど折っていたので、その後カエルとうさぎが出てくる場面の鳥獣戯画を読みました
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鳥獣戯画 対訳 (新・おはなし名画シリーズ)
2,160円
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何々してるカエルやうさぎをそれぞれ探しながら読みました。
鳥獣戯画は小学校6年の国語の教科書(光村図書)にもあって娘も勉強しました。
鳥獣戯画にきつねも出てきたので、指できつねの形を作ってそれを動かす「きつねの体操」の手遊びをやりました。
チューリップも折り紙で作る予定で準備もしたのに、すっかり忘れてしまいましたが、最後に弟くんが本で見つけて作ってくれました
お天気にも恵まれて楽しい時間となりました
先日スーパーでの買い物帰りに友人と歩いていると、道端の雑草が生えているところに、面白い花を見つけました。
全身とげとげで、花は下を向いています。面白いね、と友人と見てました。
後日、息子と学校帰りにスーパーに行く時、息子にもその花のことを教えて一緒に観察しました。
他の雑草はそこら辺にたくさん生えているのに、この花はぽつんぽつんとしか生えていないのも特徴的でした。
花の名前分からないかなぁと「雑草 下を向く花」と検索しても出てきません
それが数日後ひょんなことから判明しました
それは、ローマ郊外のTsugumiさんのブログから。
写真の中に同じ花が写っているではありませんか しかも食用と書いてあります。えー、あの雑草が食べれるの?
イタリア語で、「花 食用」と検索すると同じ花の写真が出てきて、そこから名前も分かりました。
イタリア語でBorragine Borragine@Wikipedia
日本語はルリジサ ルリジサ@Wikipedia
初めて聞きましたが、ハーブの一種だそうです。
息子と見た時に、蜂が蜜を吸っていて、調べると蜂も好む花で蜂を呼び寄せるためにも植えるとか
たかが雑草と思いきや、恐れ入りました!
ルリジサと知った息子、歩く度にルリジサを探します
でもスーパーの近くのこの広い雑草地帯や家までの道のりには全く生えていません。
雑草もいろいろあって面白いですね。
面白い草も見つけたのでまた紹介します(笑)
バチカン博物館の続きです。
ラファエロの間を後にして"Cappella Sistina"と書いてある矢印の方へ進んでいくとやっとシスティーナ礼拝堂に着きました。
先に着いていた友人家族とも会えました。
もちろんここもすごい人で、疲れもあってゆっくり鑑賞できる状況ではありませんでした
ミケランジェロの他にボッティチェリやペルジーノなどの作品もあるのでオーディオガイドも8項目もありましたが、ほとんど聞く余裕もありませんでした
次回はもうラファエロの間とシスティーナ礼拝堂を目当てに、ペース配分を考えて行きたいと思いました。
娘は中学の美術でちょうど勉強している最中で、翌日学校でミケランジェロが天井画を描いた話の50年前の映画を見たそうです。
"Il tormento e l'estasi"(1965)という映画で邦題は「華麗なる激情」です。前日に行ったばかりだったので、ミケランジェロが描いた背景や手法が良く分かっただろうなと思います。当時、チネチッタのスタジオにセットを組んで撮ったそうです。
映画の宣伝動画もありました。英語のオリジナルバージョン(The Agony and the Ecstasy)もYoutubeにあるようなので見てみたいです。
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華麗なる激情 [DVD]
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システィーナ礼拝堂の写真は撮れなかったので、娘の中学の教科書から(笑)
右ページはミケランジェロが設計したフィレンツェのラウレンツィアーナ図書館です。
システィーナ礼拝堂の前のページにはミケランジェロの彫刻についてのページもありました。
中学の美術は芸術家を年代順に学ぶみたいで、ミケランジェロの前にはレオナルド・ダ・ヴィンチ が6ページ載っています。
学ぶことが多くて大変そうです
バチカン博物館の続きです。
前半の主だった博物館を見た後、Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)と矢印のある方向へ進んで行くと、途中にラファエロの間がありました。
ラファエロの間の署名の間もすごい人で、ここに辿り着くまでも大変だったので、オーディオガイドを聞くのも忘れてしまいました
「アテネの学堂」はそこに自分もいるかのような感覚になりました。
「聖体の論議」
娘もちょうど中学の美術の授業でラファエロと、この署名の間の作品について勉強したところでした。
教科書の署名の間のページ
そして「アテネの学堂」の学堂の絵を写して、たぶん遠近法を勉強したようでした。
この次に行くシスティーナ礼拝堂のミケランジェロもそうですが、娘がちょうど勉強したタイミングで実物を見ることができて本当に良かったと思いました。
イースター休み、アメリカから来ていた友人家族のローマ二日目は一緒にバチカン博物館へ行ってきました。子供たちは初めてでした。
友人が事前にネットでチケットを買ってくれて午後1時の予約でした。大人17ユーロ、子供8ユーロ+予約1人4ユーロです。中で日本語のオーディオガイドも借りました (7ユーロ) ガイドを借りると地図もくれるのですが、子供たちが借りたファミリー用イタリア語ガイド(5ユーロ)と経路が違って最初戸惑ってしまいました
最初に見たのはキアラモンティ博物館とBraccio Nuovoと言われる新回廊。新回廊は7年かけて改装されて2016年末にお披露目されたそうです。博物館は元々は彫刻家カノーヴァに命じて作らせて1806年にできた博物館だそうで、新回廊は後に建築家ステーン(Stern)に作らせて1822年に完成したそうです。
見応えのある「ナイル」"Nilo" 1513年 Campo Marzioで出土
この彫刻もそうですが、多くの作品がナポレオンに取られしまい、カノーヴァによる外交的努力によって取り返すことができたそうです。それらの作品を展示するために新回廊を作ったそうです。
キアラモンティ博物館は子供たちが借りたファミリー用ガイドの経路には入っていなかったので、この後一番最初に載っていたピナコテカ(絵画館)へ行きました。(ちなみに大人用では経路の最後の方です)
ジョット 「ステファネスキの祭壇画」
ラファエロの最後の作品 「キリストの変容」
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「聖ヒエロニムス」
次は経路の二番目のエジプト博物館。ここは三番目を通らないと行けないので、行ったり来たりで疲れました
ここで息子がオーディオガイドを誤って操作したらしく 今まで聞いていたガイドではなくなってしまい、直してもらうために借りた場所に戻るはめになり
友人たちにも遅れを取りその後はぐれました
エジプト博物館は何が良かったかと言うと、息子が学校(小4)でエジプト文明をやったばかりだったのでまさにタイムリーでした。しかも教科書18ページもありました。博物館にミイラもあるのですが、教科書にもミイラの作り方が載っていました。
エジプト博物館の後は三番目のピオ・クレメンティーノ博物館
「ラオコーン」 "Laocoonte" 1506年 Domus Aurea近くから出土
これは娘が中1の時に、美術の授業で勉強して、写真の上からなぞって描かされたそうです。
その後地図のギャラリーに進んで行くとまぁすごい人!
見るものが多すぎてもう切りがないので、地図のギャラリーは息子はガイドを聞きながら、私と娘はスルーしてひたすら歩きました
そしてシスティーナ礼拝堂はまだかまだかと迷路を歩かされている気分でした
私はバチカン博物館は結婚する前に行ったきりでしたが、今回行ってみて見所が多すぎて見切れないので、1年に1回はお金払ってでも行きたいと思いました。子供たちも学校で学んだことが見れて楽しめるようになりました
続く。
水曜日から子供たちも学校に行き始めて、あっという間に週末です
パスクア(イースター)休みはアメリカから友人家族がきていたので、ローマを一緒に観光しました。二年前に北海道を一緒に旅行して以来の再会でした。
13歳と11歳の男の子が二人いて、英語しか通じないのですが、子供たちも楽しそうで、いい経験になりました
1日目の観光は10時にナヴォーナ広場からスタート。下の順番で徒歩で回りました。
ナヴォーナ広場
サンタ・マリア・デッラ・パーチェ教会(ラファエロ)
キオストロ・ディ・ブラマンテ
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会(カラヴァッジョ)
パンテオン
ラファエロの「巫女」を見た後、彼の眠るパンテオンを訪れるのはお墓参りをするような気持ちになりますね。
友人の旦那さんが20年前にパンテオンの近くでジェラートを食べた記憶があり、ぜひまた行きたいと言うので、きっとジョリッティだろうと思い案内しました。午前中だったので空いていてよかったです。その後は次の順番で回りました。
国会議事堂前(モンテチトーリオ宮)
コロンナ広場
トレビの泉
ベネチア広場
カンピドリオ(市庁舎)
フォロ・ロマーノ(1時間並ぶ)
パラティーノ
コロッセオ
男の子3人いる友人の友達家族も来ていたので、所々一緒に回りました。男子6人に対して女子は娘1人でした
コロッセオの後、ベネチア広場まで行ってバス・地下鉄でスペイン広場に行きました。階段の上まで上ってツッカリ邸を見て、リナシェンテで水道橋遺跡を見ました。
近くのレストランSora Luciaで夕飯を食べて、バルベリーニ広場でベルニーニのトリトーネの噴水を見て1日目終了。
それにしても本当にいろんな国から観光客が来ていますね。自分が観光客になってみるといつもと違うことが見れて面白かったです。
木曜日から来週火曜日まで学校がパスクア(イースター)休みです。
昨日息子と出かけた先である動物を見ました。
これ何でしょう? 草が邪魔ですね。
ちょっと動きました。
よいしょ、よいしょと上に出てきました。これは分かるかな。コウモリでした~。
一番最初の写真は頭が下になっています。動かなかったので死んでいるのかと思いました
最後は一番上まで上って見えなくなってしまいました。
どこで見たかと言うとフォロロマーノに入る道沿いで、観光客が止まって見たり写真撮っていて私たちも気づきました。
昨日はパスクア前の金曜日で、夜ローマ法王が来てvia crucis(クルチス)という宗教的な行事があるので、その準備のためコロッセオとフォロロマーノが午後早い時間に閉まってしまいました。
地下鉄の、コロッセオ駅も午後1時から電車が止まらなくなったので、帰りは1駅歩いてチルコマッシモ駅から乗りました。
チルコマッシモで遺跡を見ながら滑り台をやる息子(笑)
Buona Pasqua
今日娘が帰ってきて、スペイン語のVerifica(書きテスト) 8だった、と言われました。10点満点です。
A(男の子)は10だったと教えてくれました。
そりゃそうだ、キューバ人だもの
B(女の子)は9,5でした。彼女の両親はエクアドル出身ですが、日常会話がイタリア語らしく、娘曰くスペイン語の成績は6とか取ったこともあるらしい。
それが、最近ペルー出身で、イタリアに来て間もない彼氏ができたからスペイン語を頑張っているらしく、家でもスペイン語の会話が増えたそうです。
そんな環境の中、娘が取ってきた8はどう評価していいのかなと思いました。 スペイン語圏出身の子供たちを教える先生も大変ですね
どんなことを勉強しているのかな、と思ったら教科書がスペイン語で書かれた教科書みたいでした
二年目でこんなことやってるんですね! 全部スペイン語です。
娘がスペイン語なので、最近息子には中学に行ったらフランス語をやってほしいなと秘かに思っています
週末の散策でスペイン階段の上から下るvia Gregorianaで面白い建物を見つけました
居合わせたイタリア人が、何やら印刷された物を読んでいたので聞く耳を立てましたが、分からなかったので家に帰ってから調べました。
Palazzetto Zuccari 日本語ではツッカリ邸と言うんですね。フェデリコ・ツッカリが建てた1590年代の建物です。
日本語で検索していたらローマのedicolanteさんのプログの記事が出てきました。さすがedicolanteさん!
この日入ったスペイン階段の上のトリニタ・ディ・ モンティ教会の礼拝堂やジェス教会にもツッカリが描いた作品があるそうです 。今度行ったら見てみよう。
この建物は1500年代半ばのボマルツォ公園の影響を受けたそうです。ボマルツォは息子が小さい時行きましたが、本人は全く覚えていませんでした今行ったら面白いだろうな。
来週アメリカから来る友達家族を案内するので、ツッカリ邸にも連れてきたいです。