乗用芝刈り機を使うのを
主人も私も
ずっとためらってきたシラー


自然との調和を考えたら
芝はなくてもいい

なくてもいいものに
ガソリンを使うのは避けたい

というような考えから。


畑地にして
芝面積を少なくして
というのが今までの考えカメ


芝地を畑地にしようとすると
芝をカバーするか
掘り起こすかの2通り。

案外、重労働でもあり
数日でできるものでもなく


私の住む田舎では
皆、井戸水を使っていて

井戸の深さが10mほどの浅いものだと
井戸の周り10mほどは
井戸にばい菌などが入ってしまうから
堆肥などを施すことはできないし

汚水処理も各家庭にひとつあって
汚水処理タンクの周りは
反対に畑に汚水が入ってしまうから
畑地などにはできない。


そうなると、
井戸の周り、汚水タンクの周り、
ちょっとした焚き火スペースとか
畑と畑の間とか・・・・

芝生をそのまま伸ばしておく
というわけにはいかないということに気づき・・



最初はエンジンなしの
手動リール式芝刈り機で
と思っていたら
とんでもない。

1エーカー(約1224坪)の
芝生の成長に追いつかない。

と、手押しのエンジン式芝刈り機を購入。

でも追いつかない。。

甘かった。。。ショック!


主人は草ぼうぼうでも
平気なんだな~と思っていたら
急に、
「景観が悪いから
 乗用芝刈り機を買う」
と言うので、私は大賛成!

と色々調べてみると

新品は、われらのセカンドカー
1992年式ホンダアコード
よりも高いんだ・・・・


中古にすることに決める。



カナダでは、「kijiji」という
中古品が売買できるサイトで
近場でほしいものの中古を売っている人を
探すことができる。


ぴったり見つかったのが
JOHN DEER 社の芝刈り機。
600ドル。

ホンダやクボタなどの日本の会社のものが
やっぱり素晴らしいんだけど
カナダでは
JOHN DEER は入手しやすく手ごろ。
それと、ロゴがかわいい。

北国の庭から-johndeerlogo


値段の交渉や運送などは
全て主人任せで
私は、ただゴーカートが家にやってくる
程度の感覚で上機嫌。

乗らせて乗らせて!
と乗り方を教わると

とりあえずぐるぐる回って芝を刈るんではなく
どこを刈るかまず考え
刈った芝が吹き出る方が刈った側になるように
考えて走らないといけないらしい。

でないと、刈った芝がこれから刈る芝にかかって
刃に余分な負担がかかるらしい。


なるほど


ガソリン補給とか
刃の調整とか
他いろいろ考える事あるんだけど

そのあたりは全て主人任せで・・・
やっぱり私はゴーカート気分。

北国の庭から-johndeer