4人でベッドに並んで座って、石田さんが入れてくれたモーニングコーヒーを飲みます。
「今日の予定は?」
って千香子さんに聞かれたので、理沙は就活で知り合ったM君とデートだって話します。
「まあ、今日もまたデートなの。理沙チャン凄っ!!」って千香子さんは何故か大はしゃぎ。
で、理沙は、明日はダリンとのデートだってこととか、M君は理沙のことを処女だと思ってるとか、お話しします。隠すことないもん。何もかも正直に。
理沙を処女だと思いこんでるM君のことは、石田さんも千香子さんも大爆笑。
最初はお泊まりする予定じゃなかったので、理沙は替えの下着を持ってなくて、そして、M君とのデートは待ち合わせが10時の予定を12時に変えてもらったけど、でもおうちに帰って下着を替える時間もなくて、千香子さんの下着をお借ります。
ちょっと色っぽすぎです。処女のカラダにつける下着じゃないですっ。
なんか、名残惜しいな~。もっともっとエッチして欲しいな~。
そんな理沙の気持ちを察してか、千香子さんが「理沙ちゃんのこと、大好きになっちゃった。また、会いましょ」ってゆってくれます。
3人が理沙を外まで見送ってくれることになりました。
エレベーターの中、石田さんが、理沙に近づいてきて、ディープにキスをしてくれます。
「妬ける~っ」って千香子さん。
うそっ。ぜんぜん楽しそうに見てるじゃないですか。
「次の次の週末くらいに、また大阪で仕事があるから、その時、また、デートしてもらえるかな」って石田さんに言われて、
「もちろん、喜んで」って理沙は答えます。
「羨まし~い。私も理沙ちゃんと遊びたいなっ」って千香子さん。「理沙ちゃん、東京にも遊びに来てね」
3人は理沙をタクシーに乗せて、ばぁいってします。ばいばい。また会いたいです。石田さん、千香子さん、そして、K君。本当にありがとう。
この一夜のことは理沙はずーっと覚えていたいな。
ココロとカラダで感じたこと、全て記憶しておきたいな。
タクシーでM君が待っている十三駅へ。さて、今度はどんなデートになるのかな。楽しいデートになるといいな。