こんにちはー
もうすぐ12月なので
さっきクリスマスツリーを出しました
・・・といっても、まだ何もないただの木なんだけど
飾りつけは娘が学校から帰ってきてから一緒にやります
最近いろんなことを娘と一緒にやるのが
前よりずっと楽しいなぁと感じます
今年も12月になったらクリスマス絵本を紹介する予定です
まだまだ未紹介の本がたくさんあるので
※過去に紹介したクリスマス絵本はこちらから
『としょかんライオン』(岩崎書店)
作: ミシェル・ヌードセン
絵: ケビン・ホークス
訳: 福本 友美子
何年か前、本屋でずっと気になっていて買った本
図書館や図書室という場所の雰囲気が私はとても好きなので
タイトルと表紙の本棚の絵を見てすぐ気に入りましたが、
子どもたちと読書をするライオンの優しい顔も好きです
図書館とそこに集まる人々への愛がつまった物語です
ある日図書館にライオンが入ってきて
生真面目な図書館員のマクビーさんは大慌て!
しかしそのライオンが図書館の決まりをきちんと守っている
と聞くと、メリウェザー館長は「そのままにしておきなさい」と
冷静に言いました。
決まりさえ守れば誰でも利用できるのが図書館だからです。
でもマクビーさんは納得がいきません。
あちこち見て回り、絵本の部屋で眠ってしまったライオンは
お話の時間になると起きてきて、子どもたちと一緒に
大人しくお話を聞きました。
でもお姉さんが読み聞かせしてくれるのは3冊まで。
「お話の時間はもう終わりだよ」
すると、ライオンはもっとたくさんお話を読んでほしくて、
図書館では静かにしなければいけないのに
大きな声でお姉さんにほえてしまい・・・
というお話です
決まりを破ってしまったライオン・・どうなるのでしょう
続きは絵本で
図書館が大好きなライオンが毎日図書館にやってきて
そこに集まる人々と徐々に心を通わせてゆくなんて
発想がなかなかすごいですよね
見た目とは違って、優しくて純粋で良い子のライオンは
言葉こそ話せないけれど人間の言うことがよくわかって
図書館という居心地の良い居場所に馴染もうと一生懸命になり、
なんだかもはや猛獣ではなく人間の子どもみたいです
喜び、やる気、信頼、不安、苛立ち、悲しみなど、
ライオンは物語の中でいろんな表情を見せてくれますが、
その描き分けがすごく上手で魅力的です
また、数多くの絵本の絵を手掛けてきたホークスは
図書館の中の様々なコーナーや図書館の外の風景まで
読む人が行ってみたくなるように素敵に描いています
図書館での勤務経験もあるヌードセンが考えた
この物語の中で私が思う一番の見どころは
生真面目なマクビーさんとライオンとの心の距離です
ライオンが図書館に来ることを良く思わないマクビーさんが
雨の中ライオンに言葉をかけたシーンがとても印象的でした
すごく優しい気持ちになれて、心が温まるいいお話なので
いろんな世代の人にぜひ読んでほしいです
見返し(表紙の裏側)から物語が始まるので
そこにも注目して読んでみてください
11月10日(土)に北千住のシアター1010で
好きな人が出ている舞台を観てきました
前に「春の陣」というのがあって今回は続編だったらしいのですが
前回は好きな人が出てなかったので今回初めて観たんです
でも内容はちゃんとわかりました
織田・徳川と武田・上杉の2つのシナリオがあったのですが、
好きな人の登場場面が多そうな「SIDE武田・上杉」だけ観ました
武田信玄の息子・勝頼をはじめ、各軍にそれぞれ未来を知る者
(平成の世の記憶や知識を持つ者)がいて、
歴史が本来の歴史とは異なる方向へと動いていくという物語・・
生きるはずの人が死に、
死ぬはずの人が平成の医療知識によって救われて生き延びたり、
さらに本来は手を組まない武田と上杉が手を組むことになったり、
歴史がどうなってしまうのか面白かったです
・・・といっても、前ここに書いたことあったと思いますが、
私日本史がすごく苦手で(世界史のほうが好きなんです)
それ自体にはあまり興味がないのですけどね・・
でもそんな私でもわかりやすくて面白い物語でしたよ
勝頼の、自分が知る歴史よりも良い歴史良い日本を
作りたいという一生懸命な気持ち、家族への強い想いが
特に印象的でした
舞台を観た後家に買って帰ったおやつ
ルミネ北千住で買ったザ・メープルマニアの
メープルバタークッキー、メープルフィナンシェ、
メープルクルミダックワーズです
我が家ではメープルフィナンシェが一番人気でした