こんにちは
明日はハロウィーンですね
・・・というわけで
ハロウィーン絵本特集もいよいよ最後の1冊・・
今回は夜の風景が美しい
ロマンチックなハロウィーン絵本をご紹介いたします
『ハロウィーンの星めぐり 夜に飛ぶものたち』
(岩崎書店)
詩: ウォルター・デ・ラ・メア
絵: カロリーナ・ラベイ
訳: 海後 礼子
出版されたばかりの詩の絵本です
表紙も中も幻想的な夜の風景がいっぱいで
一目見てすぐに買おうと思いました
タイトルと月と星が銀色に光って綺麗な表紙です
詩にあわせて絵がつけられて
ちょっと大人っぽい印象の絵本ですが
子どもでも十分に楽しめると思います
たくさんの魔女たちが飛んでいく空には
美しい三日月と星座が描かれています
飛ぶように、流れるように、風景が変わっていきます
ほうきにのって魔女たちが次々と飛び立ち
三日月の光を受けて黒い影になっている。
様々な星座を通り、おしゃべりしながら飛んでいき・・・
というお話です
詩なのでストーリーはあまりなく
魔女たちと一緒に夜の飛行を楽しむという感じです
同じ魔女の一群と同じ人間の子どもたちが
どんなふうにハロウィーンの夜を過ごすかが描かれています
どちらも同じ月の下でハロウィーンを楽しんで帰っていきます
飛んでいる魔女の姿は人間からは見えていないのですが
(動物たちには見えています)
一か所だけ人間と魔女の触れ合いの場面があります
詩を書いたウォルター・デ・ラ・メアは1873年イギリス生まれ。
小説家で詩人で児童文学作家でもありました。
幻想的・怪奇的作品を好んで書き
“幼な心の詩人”と称され
あの江戸川乱歩も愛好したほどの人物です
乱歩はデ・ラ・メアの名言
「うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと」
を座右の銘にし、ファンへのサインに書き添えていたそうです
“夢の中で暮らす幼年期の感性”(『妖精詩集』のあとがきより)
で書かれるデ・ラ・メアの作品は夢と現実の境界をなくします。
そんなデ・ラ・メアの詩に
カロリーナ・ラベイの絵がよく合っています
なんだか不思議な、とても魅力的なかわいい絵です
絵の技法について私は全然詳しくないのですが
ぼんやりさせたい部分のぼかし方が少し変わっていて
それがちょっと面白いなと思いました
青ではなく紫で描かれた夜が
ハロウィーンらしいあやしさです
よかったら読んでみてくださいね
この前、幼稚園の後、お友だち3人(+下の子1人)を呼んで
うちでハロウィーンパーティーをやりました
パーティーと言っても
仮装して集まってお菓子を配って
みんなで食べたりおもちゃで遊んだりしただけなんですけど
おやつの時間だったので料理もせず
持ち寄ったお菓子と飲み物だけで簡単にやりました
みんな楽しかったみたいでよかったです
それでは皆さま、よいハロウィーンをお過ごしください
明日はハロウィーンですね
・・・というわけで
ハロウィーン絵本特集もいよいよ最後の1冊・・
今回は夜の風景が美しい
ロマンチックなハロウィーン絵本をご紹介いたします
『ハロウィーンの星めぐり 夜に飛ぶものたち』
(岩崎書店)
詩: ウォルター・デ・ラ・メア
絵: カロリーナ・ラベイ
訳: 海後 礼子
出版されたばかりの詩の絵本です
表紙も中も幻想的な夜の風景がいっぱいで
一目見てすぐに買おうと思いました
タイトルと月と星が銀色に光って綺麗な表紙です
詩にあわせて絵がつけられて
ちょっと大人っぽい印象の絵本ですが
子どもでも十分に楽しめると思います
たくさんの魔女たちが飛んでいく空には
美しい三日月と星座が描かれています
飛ぶように、流れるように、風景が変わっていきます
ほうきにのって魔女たちが次々と飛び立ち
三日月の光を受けて黒い影になっている。
様々な星座を通り、おしゃべりしながら飛んでいき・・・
というお話です
詩なのでストーリーはあまりなく
魔女たちと一緒に夜の飛行を楽しむという感じです
同じ魔女の一群と同じ人間の子どもたちが
どんなふうにハロウィーンの夜を過ごすかが描かれています
どちらも同じ月の下でハロウィーンを楽しんで帰っていきます
飛んでいる魔女の姿は人間からは見えていないのですが
(動物たちには見えています)
一か所だけ人間と魔女の触れ合いの場面があります
詩を書いたウォルター・デ・ラ・メアは1873年イギリス生まれ。
小説家で詩人で児童文学作家でもありました。
幻想的・怪奇的作品を好んで書き
“幼な心の詩人”と称され
あの江戸川乱歩も愛好したほどの人物です
乱歩はデ・ラ・メアの名言
「うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと」
を座右の銘にし、ファンへのサインに書き添えていたそうです
“夢の中で暮らす幼年期の感性”(『妖精詩集』のあとがきより)
で書かれるデ・ラ・メアの作品は夢と現実の境界をなくします。
そんなデ・ラ・メアの詩に
カロリーナ・ラベイの絵がよく合っています
なんだか不思議な、とても魅力的なかわいい絵です
絵の技法について私は全然詳しくないのですが
ぼんやりさせたい部分のぼかし方が少し変わっていて
それがちょっと面白いなと思いました
青ではなく紫で描かれた夜が
ハロウィーンらしいあやしさです
よかったら読んでみてくださいね
この前、幼稚園の後、お友だち3人(+下の子1人)を呼んで
うちでハロウィーンパーティーをやりました
パーティーと言っても
仮装して集まってお菓子を配って
みんなで食べたりおもちゃで遊んだりしただけなんですけど
おやつの時間だったので料理もせず
持ち寄ったお菓子と飲み物だけで簡単にやりました
みんな楽しかったみたいでよかったです
それでは皆さま、よいハロウィーンをお過ごしください