今日は頭領が仕事だったので、女衆でダイソーさんへ行ってきたRieruです★
自動ドアが開く前にスタンバイ。買い物を済ませて10:07には車に戻りましたが、駐車場がほぼ満車。
イテテ
(開店してすぐなら人は少ないはず!と皆さん考える事は同じようで・・・)
3人で行ったけど店内では別行動で車に直接集合をかけた女は、桜の花が満開の頃に岩国市にある吉香(きっこう)神社へ参りました。
代々岩国領(藩含む)を治めてきた吉川(きっかわ)家の先祖たちを祀っている神社ですが、なぜ吉川ではなく、“吉香”と名付けたのか?という謎が、某書籍により最近解けました。
・・・と言っても諸説あるかもしれません。
狛犬(吽)さん①︰「なんか頼りないな〜。」
あっ、狛犬さん、お邪魔しています。
それがですね、書籍にはこのように書かれていたのですよ(そのまま書けませんので変えています)。
『吉香』というのは『吉川』の古い書き方らしく、鎌倉時代の吉川氏の事なども書かれている『東鑑』には、『吉香二郎』や『吉香小次郎』という苗字での記載になっているのだとか。
その当時、吉川氏は駿河国有度郡吉川村に住んでおり、『吉香』・『木河』・『金河』・『橘河』・『吉河』等と書かれていたようです。
しかし嘉吉(1441〜1444)頃から、吉川の字を用いる事が多くなったのだとか。
狛犬(吽)さん①︰「ふ〜ん、なるほどね〜。」
てか玉に前足をかけて可愛いですね。ええっと、狛犬データベースで確認してみると、大正2(1913)年2月に尾道から参られた・・・で、合ってます?
狛犬(吽)さん①︰「そうじゃったね、もうとっくに100歳を越えとったんじゃね。
桜の花が咲く時期は毎年参拝(観光)客がわんさか来るけど、今年はどうしたんかいの?」
ああ・・・かくかくしかじか・・・
狛犬(阿)さん①︰「そりゃあ、仕方ないの〜。菖蒲の花が咲く頃も例年通りの人出とはいかんじゃろうけど、気分転換に公園の奥にある城山花菖蒲園にでも足を運んでほしいわい。」
もちろん、注意を払って・・・ですね。
狛犬(阿)さん①︰「そうじゃ。しかしこれほどまでに静かじゃと、寂しいの〜。せっかくの機会じゃ。明治時代に東京から来た狛犬先輩にも会(お)うて行きんさい。ニの鳥居近くに居(お)ってじゃけぇ。」
二の鳥居・・・神門や拝殿等と同じく、享保13(1728)年に建立された、国指定重要文化財の、あの鳥居の事ですね!
・・・なんか狛犬さん、見えにくいのですが?
狛犬(吽)さん②︰「ここじゃよ、お主。」
わっ!石柱に囲まれた自然石の上にいらっしゃる・・・なんともいえない、ワイルドタッチな出で立ちでありますね!
先程狛犬さん①が教えてくれましたが、明治時代に東京から来られ・・・
本当だ、『奉献 東京□恩會』(岩国出身者の会?)と刻まれています。
狛犬(阿)さん②︰「明治期と言っていたけど、正確には明治31(1898)年3月じゃよ。」
は〜、122年前・・・それにしても自然石の上で、今にも飛びかかろうとしているスタイルは珍しいですよね。
狛犬(阿)さん①︰「山口県じゃあ、珍しかろう。この自然石は向こうじゃあ、『獅子山』と言っておったな。」
獅子山!カッコイイ〜♪
狛犬(阿)さん②︰「褒めてくれたお礼に、興味深い話をしてやろう。ワシらがまだ生ま(彫ら)れとらん明治24(1891)年5月22日(金)に、東京の電気機械を製作する『三吉工場』から発電機等が岩国に運ばれたんじゃ。
そして29日(金)にこの神社の祭礼で囃子が奉納されたんじゃが、藤岡市助博士の指導で電灯が2時間ほど点されたんよ。(岩国では2回目の点灯)」
そうなんですね、すごいですね!
岩国出身の藤岡市助さんも来られて、市民はたいそう誇らしい気持ちでいっぱいだったでしょうね。
狛犬(阿)さん②︰「そりゃあ、ものすごい人が押し寄せたらしい。
狛犬(阿)さん②︰「そんなの誰も聞いて無いっ・・・プ〜☆」
アイタタタ
(小尻、羨ましっ!)