娘ができてから、ひょっとして私の料理ってまずいかも、という疑惑を持ち、今年から料理教室へ通うことを決めた。
個別に習えるABCにした。一番気に入ったのは、素材も調味料もフツーのものだったこと。
そうでなければ家で作る気も起きないし、ABCのそのポリシーは、私のモットーである、「フツーのもので美味しく、フツーのものでオシャレに、フツーのもので美しくに」叶っていた。
今日はナポリタンとガーリックバターブレッド。
小一時間で完成。そこもすごい。パンが1時間以内に終わるなんて。
ナポリタンは家でも作ってるけど、具材の切り方や調味料の入れるタイミングなど自己流とは違い、目からウロコ。まさに百聞は一見にしかず。お金と時間を投資するとこういうところが違うんだと納得。また、調味料を変えると味が変わるというが、そんなことはなかった。自分の作るものとは似て非なるもの。お店っぽい味だった。
そしてもうひとつ感じたこと。このメニューは、アンチエイジング的には糖質のオンパレードでよろしくはない。それは分かってる。だが、美味しいものを作る喜び、そして家族のことを思いながら作る優しい気持ちには替えがたいものがあった。