美容室と紫色の丹光 | ただひとつの心で咲く

ただひとつの心で咲く

季節の移ろいを楽しみながら、日々、小さな宝物を発見していけたら、と思います。
お散歩がてらの植物観察が好きです。
折々の樹木や草花の様子に加え、日常のなかでの気づきを綴っていきます。

今日は、仕事を出してから美容室に行ってきました。黄色い花






実は、「美容室」は苦手な場所のひとつです。




なぜなら、「長時間拘束される」のがつらいからです。




以前は、縮毛矯正していましたから、3時間半くらいかかり、ホント、「えいやっ!」という気合なくしては、足を向けることができませんでした。






けれども、幸か不幸か??最近は白髪が増えてきましたので、縮毛よりもカラーの方が優先されるようになりました。カラー&カットならば、縮毛矯正よりは短い時間で済みます。( ´艸`)






お蔭で、以前ほど重い足取りでもなく、行けるようになってきました。




美容室で、今回担当してくださった方は、前回も担当していただいた方です。






実は、前回は「ちょっと、仕事が粗いかな?」という印象がありました。




たとえば、櫛とかを幾度も落としてしまい、しかも落としたものをそのまま使用するという・・・。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ






取りかえないんですかい?・・・なんて思ったのですが、心のなかだけです。






また、髪のとかしかたとかも、ちょっと痛かったり、シャンプーなんかも他の人の時の方が上手だな~なんて感じてしまって・・・。




でも、自分自身のその方への不満のような思いに気づいたので、不満ではなく感謝の想いに変えようと思いました。そして・・・・。






「技術を持って仕事をされているのって、かっこいいですね!」みたいなことを話すと、その瞬間からその方の「手」が変わったのです。






「手」だけではなく・・・「表情」もです。もっと言えば「姿勢」全体でしょうか。








その方の持つ専門的な技術への「誇り」を感じたのです。






それからは、丁寧な仕事ぶりで、私はとても満足して帰りました。








そして、今日またその方に担当していただいたのですが、今回は最初からとても素晴らしい仕事ぶりでした。






シャンプーからして、心地よかったです。音譜




シャンプーをしていただいている間、眼を閉じているのですけれど、きれいな紫色の丹光が見えていました




この丹光、リラックスするときに見えやすいような気がします。






そのすべてに丁寧で客の側にたった仕事ぶりを感じながら、「これが、この方の本来の技術もふくめた姿なのだろうな」と思いました。










順調にカラーとカットも済ませられて、支払を済ませると、その担当の方はお店の外にまで出てきてくださり、「ありがとうございました」とおっしゃいました。






なんだか、私もとても嬉しく、さらにありがたい気持ちになりましたので、「こちらこそ、ありがとうございました」と言いました。






苦手な美容室ですが、楽しく有意義な時間となりました。ニコニコ