銃を購入 | RioTube

銃を購入

大分前ですが以前どこかで銃乱射事件があった時(もう頻繁にありすぎてどれか覚えてませんが)、

ウチの白人男子スタッフとその件について話してたんですが、

彼が

「こういう事件があるといつも銃社会を責める人達がいるけど、でも銃が無かったら無かったでどうせこういう奴らは爆弾とかそれ以外の方法で同じようなヒドい事をやるから必ずしも銃社会のせいではないんだよね」

って。

日本人の僕にとって、アメリカ人らしい非常に興味深い意見だと思いました。

アメリカ人でもLA出身の人だったらこういう考えはもっと少ないと思われる。
実際LA出身のスタッフにこの話をした所とても驚いてました。

銃を買った彼はオレゴン出身の田舎者のド・アメリカン。

僕は銃社会に対しては反対派ですが、アメリカの銃社会は全米ライフル協会や銃社会に携わる人達、銃ビジネスで食べてる人達がいてこういう人達の超強大な圧力があり、無くならせる事はほぼ不可能です。

けど僕のスタッフに↑の事を言われた時、こういうことでイチイチお互いの意見をぶつけ合ったりとか面倒だから何も突っ込んだ事は言わなかったのですが、
(というよりこの件についてそんなに熱く思ってもないし)

ただ

「んー、でも銃が無かったら無かったでそう言う行為へのアクセスの良さは減るよね」

とだけ言いました。



で、その会話の数ヶ月後...


彼が

「この前銃を買ったよ」

って。


LA歴11年にして、銃を所持してる、もしくは買ったという話を知り合いから聞いたのは初めてでした。

一応

「なんで?」

と聞くと

「護身用。ほら俺のエリア危ないから」

確かにダウンタウン方面の治安の悪いエリアではあるけど。

「へー、でどこでどうやって?」

全く今まで関わった事のないネタで今度は興味が出てくる。

買ったのはグレンデールの銃屋さん。
どうやらまず簡単なテストみたいな物を受け許可証みたいなものをもらわないといけないらしい。

で、護身用のベーシックなハンドガンで全部込み込みで300ドル位だったそう。

へー、300ドルか。そんなもんで買えるんだな。

まぁなんかアメリカの田舎の方行くと多分当たり前な考えだったり話だったりなんだろうな、とか思いながらLAにしか住んだ事の無い僕は改めてアメリカのでかさを思い出しました。


をー、それ関連で1つ思い出した。

知り合いの子でとある日本食レストランで働いてる子がいて...

深夜まで営業してる店なので、銃がお店に置いてあると言ってました。
しかも“渡されてる”的な、ようするに深夜スタッフ達がアクセス出来る状態にあると。

これもLA生活初耳。

なんならこっちのが衝撃でした。

バイト達を銃にアクセスさせてるという点が。


なんだかな。
プロテクションは必要だとは思うけど必ずしも銃だとは思わないんですよね...。

みなさんはどうお考えでしょうか。


今日もお付き合いありがとうございます。

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