最初にダブルカラーではありません!
ダブルプロセスカラーです!!
日本人の髪色は黒ですが、赤みのある黒ので出来ています。
なので脱色していくと・・
黒~赤黒~オレンジ~サニーオレンジ~イエロー~白と変化していきます。
徐々に赤が抜けていくイメージです。
アルカリカラー剤は脱色して髪を明るくし色を入れることを同時に行います(脱色+染色)
因みに、それを2工程(脱色してから染色)したのがダブルカラーです。
今回はダブルプロセスカラーの説明なのでダブルカラーの説明はしません!
髪は退色してくると染色された色が抜け、脱色されたオレンジ~黄色の髪色になってきます。
では、退色した黄色い髪をアッシュにしようとした場合に単純にアッシュを入れると・・・
アッシュ=青として
黄色+青色=黄青=緑(マット)となります。
そのため美容室では髪をアッシュにする場合は黄色を打ち消す補色を入れます。
アッシュ+補色(この場合はヴァイオレット)でカラーをします。
また、暗めダウンする場合は
黒+アッシュ+補色でカラーをします(シングルプロセス)
ただ、一度で染めるため色に多少の濁りが出来やすく、黒により鮮やかさが失われます。
ダブルプロセスカラーはシングルプロセスで鮮やかさが失われないよう下染めし、ダブルプロセスでアッシュ(補色なし)で整えます。
それにより鮮やかなアッシュが出るのと、色持ちも格段よくなり明るくなりづらくなります。
ペンキを2度、3度と下塗りを繰り返すと色鮮やかになり色持ちがよくなるような感じです!
今回はアッシュで説明させていただきましたが、他の色も同様です。
また、1度目のカラー剤は下地作りのため、低アルカリのアミノ酸カラーを使用しダメージ対策も万全です!!
白髪染めも出来ますのでぜひお試しください。