予防医学の考え方 43 | 体のミカタ〜 長崎発!予防医学の療術師〜

予防医学の考え方 43

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今回は……… 「肋間神経痛」のお話です。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇肋間(ろっかん)……… つまりはろっ骨(あばら骨)とろっ骨の間の事ですがこの部位の痛みで肋間神経痛とお医者さまから言われた事がある方もたくさんいますね!……… 特にご年配の方に多い。 若い方もこの肋間に痛みを訴える方がたまにいらっしゃいます
……… 触るだけでも痛い。 咳(せき)をしただけでビンビン痛みが走る。 などなど

そしてなかなか直ぐには治まりません。 確かに肋間には網の目の様に神経が張り巡らせまさに「ツボのかたまり」…………神経痛と一言で片付けてしまってませんか?

実はこれも根本は 「肝臓や胃」などの内科的要因からであるとはあまり知られていません。

精神的、疲労、食生活などの不摂生、夏バテや風邪による体力低下からの内臓レベル低下、薬の多用等々………により胃や肝臓がストレスを抱えてしまい関連する神経の流れに沿って結果的に デリケートな「肋間」の神経が影響を受ける訳です。

肋間に至る神経の流れとは?? ………

「神経は首から背中に下りて次にろっ骨に沿って横に走る」 ……… つまりはこれが「肋間神経」となります。