ようやく夫のアルコール依存症に気付くことができた私は
インターネットで検索をして
アルコール依存症について調べました
アルコール依存症について書かれた本も買いました

そこから沢山の情報を得る事ができましたが、その時に特に気になったことは

意思が弱いから飲むのをやめられないわけではない事
(いつも飲み過ぎる夫が悪いと思っていたけど、それは病気のせいで夫が悪い訳じゃないのかも?)

周りの環境、家族の接し方も大切だという事
(私にも悪い所があったのかな?)

病気を治すには断酒しかないという事
(お酒を控えて欲しい…ではダメなんだな)

まずは
飲む夫を一方的に責める気持ちを改めるように、病気のせいなんだから病気を治すことが必要なんただと言い聞かせました

酔っ払ってる時の対応を改めて、飲んでる時の失敗の尻拭いはしないように、無茶な話や妄想めいた話は取り合わないように心掛けました

そして、私はあなたがアルコール依存症だと確信してる。だから、あなたがお酒を飲むことは一滴だろうと反対だ!との姿勢を崩さないようにしました

でもね…
簡単じゃないんですよね…
毎日一緒に生活してると…
私だって人間だもん…
心にゆとりのある日もあれば
疲れて余裕のない日だってある…


この時、二度の重症急性膵炎により
膵臓の機能が低下してしまった夫は
一型糖尿病と診断されました
今後一生涯インスリン注射が必要な身体になってしまいました

その後の夫の言動から推測すると
この事が夫の気持ちに少なからず影響を与え、自分の人生を短く設定させたように感じました

ただ、これはアルコール依存症がお酒を飲ませるために作り出した考え方なのかもしれませんが…