今日は手術の日。

先生のお話では、10時からの手術に備えて8:40には処置が始まるので、家族は8:20くらいには来てほしいとのこと。

子供たちをそれぞれ学校に送り出し、8時過ぎには病院へ。

夫は既に手術着を着ていて、忙しそうに術後一晩過ごすICUで使う物や貴重品袋の準備をしていました。

【ICUで使う物】➡記名した袋にまとめる
    下着、くつ下
     タオル
     歯磨きセット
     テレビカード
     スリッパ

【貴重品袋】➡私が預かる
     財布、携帯、充電器、時計


昨夜はよく眠れたとのこと。
切り替えが早いなあ。
そういうところはすごいなあと思います。
不安もあるだろうに。。。
でも、主治医のB先生のお話はとても納得がいったし、何よりもセカンドオピニオンを受けたことも大きかったですね。

なにしろ、セカンドオピニオンの先生は画像データを見ながら、
「これは、ほぼがんだと思った方がいい。初期の腺がんで、画像で見る限りリンパへの転移も無さそうなので、手術して切除すれば根治が可能。これが見つかったことが幸運。」
…とキッパリおっしゃったわけですから、だったら早くとってしまおう!というスッキリした気持ちでいられたわけです。

私は、昨日のB先生の「実は、がんじゃないっぽいな、とも思ってるんですよね」というひと言に、少しだけ揺らいでいました。
でも、セカンドオピニオンの先生の言葉で心を決めたことを思い出しては、その揺らぎを押さえ込んでいました。


支度ができてベッドで待っていると、病棟の看護師さんがお迎えに。
荷物をもって手術室までスタスタ歩いていきます。
手術着は後ろあきのもので、それ一枚だけなので寒そうに見えます。
でも、「寒くないよ」とのこと。

手術室前に着くと、看護師さんは手術室の看護師さんにタッチ交替。

「じゃあ、頑張ってね!」「じゃあ(^_^)/」と手を振り、歩いて大きな自動ドアの向こうに消えていきました。


手術室の隣がICUらしい。ICUのご案内をするのでお待ちくださいと言われ、私は看護師さんを待ちます。

見ていると、今日これから手術を受けるらしい患者さんが何人もその大きな自動ドアに入っていきます。
若い人もけっこう入っていくなあ。
若い女の人がご主人らしい人に付き添われてドアの前に立ち、ハイタッチをして入っていく。そのご主人らしい人、見送ったあとしばしドアを見つめてから出ていく。。。

みんな、闘ってるんだね!頑張ろうね!

ほどなく看護師さんが出て来て、ICUへの入り方や面会時間などの説明を受けてから、病棟に戻りました。


つづきます。