風間浦の地熱発電 | 青森の鉛筆

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勝手にひそかに注目している地熱発電ですが、下北の風間浦村の下風呂温泉あたりにできるかもしれないそうです。

風間浦・地熱発電事業化「有望」(東奥日報 より)

 風間浦村下風呂地域で地熱資源開発調査を実施しているオリックス(本社・東京)は15日、2014年度にも本格的な調査に着手したいとの方針を村に伝えた。これまで実施してきた地表調査の結果、地熱発電の事業化は有望と判断した。同地域の住民や旅館関係者に対する説明会を今年3月に開催。理解が得られれば、より詳しい地質構造を調べる物理探査や掘削調査などを行う。

 同社が調査しているのは、下風呂小学校の南西約1キロに広がる国有林の一帯で、下北半島国定公園の範囲外。将来的に出力2千キロワット前後の地熱発電の事業化を目指している。

 村によると、同地域周辺では1983~84年に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が地熱開発促進調査を実施しており、地下に200度を超す地熱貯留層があると見込まれたという。

 同社は昨年11月、温泉、噴気の成分や地形などを確認する地表調査を実施。その結果、NEDOの調査結果が裏付けられたという。同社は調査結果の詳細について「地元への説明の前に明らかにできない」としているが、関係者の話を総合すると今後、雪解け後に電磁波を使った物理探査で地下の水流や断層などを調査し、調査用井戸の掘削場所を選定する。掘削の時期などは未定という。

 調査は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の助成対象に選ばれており、15日は、同社環境エネルギー本部事業開発部の村上洋輔課長代理ら4人が村役場に飯田浩一村長を訪ね、非公開で調査結果の概要を報告した。

 村上課長代理は、取材に対し「事業の進捗(しんちょく)は、あくまで地元の理解が前提」と強調した上で、「早期の事業開始に向けてスピード感を持って取り組みたい。売電収益により、下風呂温泉街への源泉提供など、何らかの地元貢献事業を行うことも検討している」と語った。

 飯田村長は「村にとって雇用や税収などの恩恵が見込める」と期待を込めた。

 本県の地熱資源開発では、弘前市嶽地域、青森市の八甲田北西地域でもJOGMECの助成を受け調査が進められている。また、むつ市と弘前大学が、同市の燧岳(ひうちだけ)周辺で調査の早期着手を目指している。(本文より)

国定公園の範囲外らしいのですが、下風呂温泉のある場所なので、観光業の人(特に、温泉業者の人)に対する説明があるので、実際に発電所建設まではかなり長い時間が掛かりそうです。

参考サイト下矢印

風間浦・地熱発電事業化「有望」(東奥日報 より)