『2005年のロケットボーイズ』 五十嵐貴久 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

2005年のロケットボーイズ/双葉社
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やっぱり地球は青かった!!
落ちこぼれのオレと引きこもりのアイツが今年、
町工場発宇宙行きの手づくり衛星を飛ばします。
え、マジで?
うん、マジマジ!

『1985年の奇跡』の著者が贈る本邦初の理系青春小説
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆

4つ寄りの3つ。


「理系青春小説」で衛星だなんて

もっととっつきにくい(難しい)ものかと
いくらかは覚悟しながら読んでみたんだけど、
思ったほどの小難しさはなくサラッとサラッと。


何せ「オレ」がそもそも衛星だの何だのについて

ほとんどわかっていないものだから、
専門的なやり取りやら理論が出てくるわけでもなし、ということで。


登場人物たちがそれぞれ癖の強い面々。
主役であるはずの「落ちこぼれのオレ」も嫌いじゃないんだけど、
周りのインパクトが強すぎて。

大先生だとか翔さんだとか、
実際に付き合っていくにはとても面倒くさそうだけど。


そういう面々が好き勝手に、
でも何だかんだ言いながら同じ目標に向かって突っ走る(突き進む)ので
読んでる間は面白く読めた。


けど、後々特に語っておきたいことはないか……?