『Rのつく月には気をつけよう』 石持浅海 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

Rのつく月には気をつけよう/石持 浅海
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ベストセラー『扉は閉ざされたまま』の著者が描く、小粋なミステリー短編!!
酒と、恋に懲りた者はない。
――【ことわざ】①飲み会での恋愛話はいつでも謎に満ち、あきない、楽しい、の意
美味しい酒に美味しい肴。
いつもの仲間が集まれば、謎は向こうからやってくる――。


日本酒×ぎんなん=ちょっと変わったプロポーズ
泡盛×豚の角煮=自分の夢?それとも結婚?

湯浅夏美と長江高明、熊井渚の3人は、大学時代からの呑み仲間。
毎回誰かが連れてくるゲストは、

定番の呑み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。
酔いもまわり口が軽くなったところで盛り上がるのは

なんといっても恋愛話で――

ブランデー×そば粉のパンケーキ=彼氏の浮気な疑惑
白ワイン×チーズフォンデュ=片思いは成就する?
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★★☆


カキの話は以前にどこかで読んだな。
読んだ覚えはあるんだけど、それがどのアンソロジーだったか……。


最後の章がどうもピンと来ないんだよな……。
それまであの人についてあまり気にしていなかったせいもあって、
「そうだったの?」という驚きは多少ある。


ただ、過去の思い出話の部分がどうにも。
ピンと来ないと言うか、しっくり来ないというか。


私自身は殆どお酒は呑まないので、
語られる薀蓄やらに「へぇ」とは思っても

さほど惹かれることはないんだけど、
出てくる肴のあれもこれもが食べたくなってしまった。
角煮とかパンケーキとかチーズフォンデュとか。