『いのちのパレード』 恩田陸 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

いのちのパレード/恩田 陸
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あなたはパレードの目撃者に選ばれました――。
恩田ワールドの原点<異色作家短篇集>への熱きオマージュ!
クレイジーで壮大なイマジネーションが跋扈する、
摩訶不思議な作品集。

ホラー、SF、ミステリ、ファンタジー……
あらゆるジャンルに越境し、
読者を幻惑する恩田マジックがひときわ冴える15篇。
恩田版<異色作家短篇集>ここに誕生!
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆

多少4つに寄る3つ。


あらゆるジャンル、ということだけど、
じんわり怖い、じっとり不気味、という印象が強かったろうか。


ただ、私の好みとはいくらかずれていたらしい。
「面白かった!」「好き!」とは少々違った。


「面白いんだけど物足りない」だったり、
「わからん、ピンとこない」だったり。


『あなたの善良なる教え子より』だとか

『当籤者』だとか『SUGOROKU』なんかは
「面白いんだけど物足りない」。
かと言ってこれを長編で書いてほしかった、

というのとも違うんだけど。


蝶遣いの話やらかたつむりの話やらミュージカルの話は
私にはピンと来なかった。
面白みが判らないまま。