- 堂場警部補の挑戦 (創元推理文庫)/蒼井 上鷹
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玄関のチャイムが鳴った時、
まだ死体は寝袋に入れられ寝室の床に横たわっていた。
液晶画面を見ると、
緑色のジャージを着た若い男が映っていた。
「おはようございます、ドーバです。
電話でパントマイムのレッスンをお願いしていた――」
招かれざる客の闖入により、
すべてがややこしい方向へ転がり始める
「堂場警部補の多難」など、
当代一のへそ曲がり作家による力作四編。
――――― 裏表紙より
個人的評価 : ★★★☆☆
最初に収録されてる「こぼれたミルク」は前に読んだな。
確かベストミステリーズで。
連作短編集で頭から順番に読め、とあったので
「こぼれたミルク」で使われたのと同じような手が
1冊全体を通しても使われてるのかと思ったんだけど
さすがに同じことはしないか。
2つ目の短編を読み始めて堂場に違和感。
おまけに「ん!?」な展開で。
その違和感も「ん!?」も最後には納得。
納得はするものの、
「面白かった!」と言い切れるほど好きでもなく。
かと言って「嫌い!」というほど強い印象もなく。
サラッと読んじゃった。