『ザ・ベストミステリーズ 2010』 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

ザ・ベストミステリーズ2010 (推理小説年鑑)/著者不明
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これほど読んで損のないミステリ・アンソロジーは、ほかにない
(日本推理作家協会理事長 東野圭吾)


日本推理作家協会賞短編部門受賞作、安東能明『随監』を含む、
すべての第63回日本推理作家協会賞候補作品を一挙掲載!
2009年究極の短編ミステリ17編を収録


ミステリ界は常に変化しております。
新しい才能が次々と出現し、

これまでになかったアイデアを披露してくれています。
もちろんベテラン勢だって負けてはいません。
ミステリの定義が曖昧になってきたことに乗じて、
自らの可能性を大きく広げようと日々努力を続けております。
本書をお読みになることで、ミステリ作家たちの
そうした気合いが伝わればと願います。
日本推理作家協会理事長 東野圭吾
――――― 帯より


随監※…………………………………安東能明
ミスファイア※…………………………伊岡瞬
ドロッピング・ゲーム※………………石持浅海
レッド・シグナル………………………遠藤武文
星風よ、淀みに吹け…………………小川一水
ノビ師…………………………………黒崎視音
生き証人………………………………末浦広海
老友……………………………………曽根圭介
この雨が上がるころ…………………大門剛明
眼の池…………………………………鳥飼否宇
波形の声………………………………長岡弘樹
師匠※…………………………………永瀬隼介
九のつく歳……………………………西澤保彦
夏の光…………………………………道尾秀介
休日……………………………………薬丸岳
雨が降る頃※…………………………結城充考
未来の花………………………………横山秀夫


※は日本推理作家協会賞短編部門候補作です。
――――― 目次より


個人的評価 : ★★★★☆


普段から読んでる方々のはやっぱり好きなのが多かった。
横山さんとか道尾さんとか大門さんとか曽根さんとか。
薬丸さんのも永瀬さんのも好き。


普段読んでない方のでは
長岡さん、石持さん、伊岡さんあたりも好き。


苦手だ、というのがなかったな。
少々読みにくいのはあったけど。


シリーズものとかこれまでに接したことのあるものが
複数あったというのも読みやすかった理由のひとつか。

永瀬さんのはこの短編そのものを最近読んだところだし
薬丸さんや横山さんや黒崎さんのは知ってるキャラクターだし。


このシリーズ(の特に最後の千街さん)を読むと
大抵「読みたい本」が一気に増える。
のに、今回はあまり増えなかったな。


挙げられてるものの中に既に読んじゃったものが幾つもあったのと
タイトルと著者名が並んでるだけで
内容に触れられてないものが多かったのとで。


何かちょっと寂しいような。