『Story Seller 2』 | 鈴と空のブログ

鈴と空のブログ

読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

Story Seller〈2〉 (新潮文庫)/著者不明
¥700
Amazon.co.jp


お待たせしました!!
大好評アソンロジー第2弾をお届けします。
日本作家界のドリームチームが再び競演。
今回もオール読み切りで、読み応え満点。
どこから読み始めても、他では経験できない読書体験が味わえます。
物語大好きのあなたも、これから読み始めるあなたも、
お気に入りの作品が必ず見つかることでしょう。
著作リストも完備して、新規開拓のガイドとしても最適です。
――――― 「BOOK」データベースより


マリーとメアリー ポーカーフェイス   沢木耕太郎
合コンの話   伊坂幸太郎
レミング   近藤史恵
ヒトモドキ   有川浩
リカーシブル――リブート   米澤穂信
444のイッペン   佐藤友哉
日曜日のヤドカリ   本多孝好
――――― 目次より


個人的評価 : ★★★★☆


やや苦手寄りなものもある。
苦手というよりは、好みじゃないと言う感じか。
具体的にどれだとは言わないけど。

特に好きだったのは本多さん、有川さん。
他にも「好き」に挙げても良さそうなものもあるんだけど、
挙げちゃうと消去法的に「苦手」が浮かんじゃうので。

本多さんのは好いな。
弥生はとても小学生には思えないし
お父さんとの会話もいわゆる普通の親子らしくはまるでないんだけど
おまけにとても物騒なことを言っていたりもするんだけど、
思わずクスッとしてしまった。
そこに真澄も加えた家族3人の雰囲気はとてもいい。

その本多さんのとは真逆に有川さんのは厭な気分になる。
まるで話(常識)の通じない“ヒトモドキ”が
(ここまて奇矯ではないものの)そう遠くない関係にいるから
本当に本当に厭な気分になる。
けど面白かった。

1を読んでから間を置かずに(記憶も鮮明なうちに)

読んだ方が楽しかったのかな。
1の方を読んで自分が何を書いたのかを確認してみて
そんなことを思う。