『踊る天使』 永瀬隼介 | 鈴と空のブログ

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あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

踊る天使/永瀬 隼介
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命も、夢も、欲望さえも焼き尽くす灼熱の闇

新宿歌舞伎町で雑居ビルが炎上。
恋人を喪い真相を追う男の前に、
バブル崩壊とともに封印されたはずの事件が浮かび上がる……

現代の暗部を抉る渾身の書き下ろし長篇
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆
やや4つ寄りの3つ。


最後まで読みきれば“天使”の意味が理解
(というよりは納得、だろうか)できるかと思ったんだけど、
ピンとこないまま終わってしまった。


あの人たちにとっては、ってことなんだろうと
ボンヤリとは思う。
色んなことからの解放だったり。


でもやっぱり「天使……?」と。


上に引用したものを読んだイメージでは
「真相を追う男」ってのが主役かと思って読んだんだけど、
彼はどうにも印象が薄かったな。