- 無人地帯(ノーマンズランド)/永瀬 隼介
- ¥1,890
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格差社会の象徴、崩壊する地域社会に、
かつての同窓生たちが集まってくる。
無人地帯と化したのは風景か?人の心か…?
現代にコミットする作家の情念がきらめく!
大自然に圧倒される邪悪な狂気。
ウルフドッグが加えた残虐な制裁。
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
やや4つに寄るくらいの3つ。
読むのに特別手間取るわけじゃないし、
「面白くない」は言いすぎだと思う。
なんだけど、イマイチパッとしなかったかも……。
展開だとか黒幕だとかがわりと読めちゃうせいだろうか。
純平親子が山を下りなかった理由とか
裏で事件を操る人物だとか。
話の筋と関係ないことばかりに気が取られる。
「狼を放して云々」ってあの本だっけな、とか
「幼少期に女装云々」ってこの間読んだばっかりだな、とか。