- アウトアンドアウト/木内 一裕
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自称・探偵の矢能が突然呼び出された先で目撃したのは、
依頼人の死体と覆面姿の男。
銃を向ける覆面男の意外な行動に、矢能は窮地に追い込まれる。
周到に用意を重ね、完璧にやり遂げた殺人。
予期せぬ闖入者が現れたが、無事に問題を処理した。
はずだった。
成功の喜びの直後、若き殺人者に絶望が訪れる。
あの男は何者なんだ。
――――― 「BOOK」データベースより
個人的評価 ： ★★★★☆
矢能、確かに状況だけ見れば「窮地」なんだけど
あまり“追い込まれ”た感じがしないだとか、
栞ちゃんがどうしたって小学二年生に思えないだとか、
そもそも矢能と栞ちゃんの関係がイマイチ判りにくいだとか、
数馬が可哀想過ぎやしないかとか、
細かいことを色々思いはするものの、
一気に読んじゃうくらいには面白かった。
面白かったんだけど、
こうして後々感想を書こうとする時に
「はて、何を書こう？」と少々悩んでしまう。
面白かったと思うんだけどな…。