『遠い旋律、草原の光』 倉阪鬼一郎 | 鈴と空のブログ

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遠い旋律、草原の光 (ハヤカワ・ミステリワールド)/倉阪 鬼一郎
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美貌の女性指揮者と難病を患う青年画家が
戦時中の怪死事件に潜む楽譜、短歌、ロシア文字の
哀しき暗号に挑む


倉阪文学史上 もっとも美しい物語
――――― 帯より


軽井沢フィルを率いる美貌の指揮者・火渡樹理と
難病を患う新進画家の緑川弦出会ったとき、
三代にわたり二家を縛る不思議な因縁が露になる。
第二次大戦中に起きた樹理の祖父の割腹自殺と
弦の祖母の密室での縊死事件。
短歌と楽譜、そしてロシア文字に隠された美しくも哀しい暗号とは?
樹理と弦にのみ聴こえるヴァイオリンの旋律が
二人を真実の高みへと導く。
現代のサナトリウム文学的恋愛音楽ミステリ
――――― 裏表紙より


個人的評価 : ★★★☆☆


美しいんだろうな、とは思う。

思うんだけど、その美しさはどうやら
私の好みとはかなり大きくずれてたらしい。


まるでピンと来ない。


短歌やらロシア文字に隠された暗号というのも
思いのほか単純で驚愕も感動もなく…。


倉阪さんのこの手の作品にしては
相当読みやすいほうだと思うけど、それだけ。

というのは言いすぎだろうか…。