『廃墟に乞う』 佐々木譲 | 鈴と空のブログ

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廃墟に乞う/佐々木 譲
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13年前に札幌で起きた娼婦殺害事件と、
同じ手口で風俗嬢が殺された。
心の痛手を癒すため休職中の仙道は、
犯人の故郷である北海道の旧炭鉱町へ向かう。
犯人と捜査員、二人の傷ついた心が響きあう、そのとき…。
感激、感動の連作小説集。
――――― 「BOOK」データベースより


個人的評価 : ★★★★☆


描かれてる事件は結構しんどいものが多い。
そんな事件も「全部終わってスッキリ」ってわけでもない。
その割りにさらっと読めたのは短編だからなのか。


仙道が休職に追い込まれた事件、
すでに発表されてるのを私が見逃してるんだろうか。
もしくは読んだのに忘れちゃったのか。
それともここで書かれてる分だけなんだろうか。


どれが一番好き、と言うのは決められない。
ちょっと印象が弱めかな、というのもあるんだけど
どれも面白かった。


ただ、「感激、感動」という印象はあまりない。