『事故係 生稲昇太の多感』 首藤瓜於 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

事故係 生稲昇太の多感 (講談社文庫)/首藤 瓜於
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昇太、22歳。独身。
愛宕南署交通課巡査。
事故処理のプロを目指して、まずは交通整理から。


正義は負ける、こともある。


警察小説の新境地
江戸川乱歩賞受賞第一作
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆


昇太が「正義が負ける」事実を目の当たりにしたり
色んな上司・先輩とぶつかったりしながら
一人前の警官になっていく物語。


だとすると、それぞれのエピソードは面白くないとは言わない。
けど、どうにも中途半端に放り出された感が。


余韻を残すような終わり方、意味ありげな終わり方、
そういう終わり方は好きなんだけど、
これはそういうのとも違う感じで。