『ホカベン ボクたちの正義』 中嶋博行 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

ホカベン ボクたちの正義 (講談社文庫)/中嶋 博行
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正義感に燃える新米弁護士堂本孝に、
五歳の娘を連れた母親が離婚相談に訪れる。
夫のDVを察知し奔走する堂本。
ところが、依頼人は夫を刺殺してしまう。
保険金殺人か。
依頼人は事実を語らない。
熾烈な法廷対決の果てに浮上した恐るべき真相、
そして堂本孝だけが最後に見た光景とは!?
<文庫オリジナル>
――――― 裏表紙より


個人的評価 : ★★★★☆


早い。
1時間かからないくらいで読めちゃう。


「ホカベン」って上戸彩さん主演でドラマ化してたやつか。
このドラマはちゃんと見てなかったので
読み始めてしばらくしてから気付いた。


依頼人が夫を刺殺…云々という話、
なんとなく覚えがある気がするんだけど
<文庫オリジナル>ってことはドラマとこれと
全く同じではないということなんだろうか。


ページ数の問題もあって仕方ないかもしれないけど、
法廷シーンもわりとあっさり読んじゃう感じでちょっと残念。
「熾烈な法廷対決」というので期待しすぎたか。


「刺したのは実は…」という

イヤな展開になっちゃうんじゃないかとおそれて

それが外れてたので良かったと思ったのもつかの間、

また別の後味の悪さ。