『牙のある時間』　佐々木譲

北海道の小さな町に移住したイラストレーター夫婦が、
隠遁した謎の農場主に出会った時、何かが動き始めた。
退廃と官能の嵐のなかで暴力と死が姿を現す。
森のむこうから死滅したはずの狼の叫びが聞こえてくる。
満月の夜にいったい何が起こったのか。
―――――　帯より

個人的評価　：　★★★☆☆

帯の文句を読んでから本編を読んだので、
色々な事件が起こるなかで期待したのはミステリ的な解決。

なのでちょっと意外。
個人的には、その意外さもどちらかというと残念な意外さ。

二組の夫婦の考え方や世界が私には理解できなかった。

佐々木さんの“当たり”になかなか出会えない…。

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