『哲学探偵』 鯨統一郎 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

哲学探偵 (カッパ・ノベルス)/鯨統一郎
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人生と、事件の謎と、競馬場。
わからないから先が気になる。


警視庁の高島警視と久保主任は、
難事件を専門に扱う特捜班に所属している。
鉄壁のアリバイを持つ容疑者、密室に突然出現した死者、
細かく切り刻まれた惨殺死体……。
二人がかかわる事件は、
解決の糸口すらつかめないようなものばかり。
事件に行き詰った彼らは、たまたま訪れた競馬場で、
哲学好きで短歌趣味で馬券師の男と出会う。
男が開陳した、驚くべき推理とは!?
変幻自在の鯨ミステリが、
三十一文字の中に森羅万象を詠む!
――――― 裏表紙より


個人的評価 : ★★★☆☆


「つまらない」とは言わないけど、
そんなに満足!な内容でもなかったかな…。


それぞれの事件も、謎や事件そのものの派手さのわりに
明かされる真相とか使われたトリックはありがちだったり。


探偵、ミステリとは言うものの、

謎解きを楽しむための作品じゃないんだな、と思う。


馬券師の男が結局謎のまま終わっちゃうのはいいにしても、
高島と久保があまり魅力的なキャラクターに思えないのも残念。