- 制服捜査/佐々木 譲
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キャリアも所轄も、現場のことなど分かっちゃいない!
これが本物の警察小説だ!
警察官人生二十五年。
不祥事をめぐる玉突き人事のあおりで、
強行犯係の捜査員から一転、
単身赴任の駐在勤務となった巡査部長の川久保。
「犯罪発生率、管内最低」の健全な町で、
川久保が目撃した荒廃の兆し、些細な出来事。
嗅ぎつけた“過去の腐臭”とは……。
捜査の第一線に加われない駐在警官の刑事魂が、
よそ者を嫌う町の犯罪を暴いていく!
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★★☆
最初に収録されてる「逸脱」は
ついこの間警察小説競作で読んだのでパス。
「うたう警官」ほどの派手さは感じないけど
それでもなかなか面白かった。
「割れガラス」が好き。
すっきり!な終わり方じゃなくて、
なんとなく苦さも残るんだけどそれでもこれが一番好きだった。