『ステージドアに踏み出せば』 佐々木譲 | 鈴と空のブログ

鈴と空のブログ

読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

ステージドアに踏み出せば/佐々木 譲
¥1,365
Amazon.co.jp

女優誕生


主役の座を射止めるのは、誰なのか?
新作舞台のオーディションをめぐって
女優志願の4人が繰り広げる熱く静かな闘い。
彼女たちの人生のドラマが、今、開幕する―――。
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆


初めて読んでみた作家さん。

色々な方のところで名前を拝見して気になってたので。


ホントはこの方の警察小説を読もうと思ったんだけど、

(上に書いたのもほとんどが警察小説を紹介されてた)
「初」ということもあり読みやすいサイズのものでお試し、
という感じでその場に並んでた中で短めだったこれを。


書かれてるように「静かな」話で、
最後も「ここで終わっちゃうのか」というちょっとした驚き。

ほとんどがオーディションのその日(数時間)の描写だけで
特別劇的なことや大事件が起こるわけでもなく、淡々と。


今作品だけでは「好き」とは言わないけど
他の長編を読むためのお試しとしては良かったかも。
文章自体は読みやすいし。