『発言者たち』 清水義範 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

出版社へのお叱りの手紙やテレビ局への抗議の電話、
パソコン通信での論争etc。
“私の発言に耳を貸せ”という無名の発言者たちが、
世間には溢れている。
ノンフィクションライターの番匠は、そんな発言したがる
普通の人びとを取材して小説を書こうとするが……。
ユーモアのなかにも鋭い洞察が光る、長篇小説。
解説・山藤章二
――――― 裏表紙より


個人的評価 : ★★★☆☆


こうしてブログをしている以上、私も“発言者”な訳なので
ちょっと興味を惹かれて読んでみた。


残念ながら話自体はそんなに面白いと思えなかったんだけど
「発言欲」云々は面白かった。
自分は誰よりも価値のある“耳を貸すべき人間”だなんて
そんな大それたことは思っちゃいないけど。


「発言欲」なんて今まで意識したことなかったけど
「何でブログをしてるのか」ってことを改めて考えると
やっぱり「発言欲」「私の考えてることを聞いて」ってことなんだろうか。


元々は読んだ本を覚えきれなくなって、
手書きのメモでも追いつかなくなって、と始めたんだけど
それだけでは公開する理由にはならないしな…。

またアフィリエイト検索しても出てこない。