『死体の冷めないうちに』 芦辺拓 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

     “誘拐”
“アリバイ”
  “爆破”
      ”人間消失”
 “暗殺”
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★★★

4つ寄りの5つ。

アンソロジーで読んだ作家さん。
それ以外では初めて読んだので、ちょっと甘めかも。


ホントはそのアンソロジーで読んだキャラクターの
シリーズ作品を読もうかなと思って探しにいったんだけど、
なんとなく面白そうなタイトルに惹かれてこっちを手に。


読み易さは高得点。
面白さもなかなか高得点。


元・民間人らで構成された自治体警察局特殊捜査室。
その通称・自治警特捜の連作短編集。


そこの支倉警部ととある犯人との対決が
いくつかの短編にまたがって書かれてるんだけど、
その割にはちょっとあっさりしてるなという気がしなくもない。


この支倉警部というキャラクターそのものが
どちらかと言うと低温な雰囲気だからかもしれないけど。
過去に苦い経験してたり、殺されそうになったりするわりに淡々。


でも全体の雰囲気としては好き。
他の作品も読んでみよう。


アフィリエイト検索、また見つからない。