- 栄光一途 (幻冬舎文庫)/雫井 脩介
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第4回 新潮ミステリー倶楽部賞受賞
ドーピングのどこが悪い
史上初 本格的柔道ミステリー誕生!
――――― 2000年版 帯より
男子柔道81㎏級のエースが薬物汚染。
頻発する一撃必殺の通り魔事件―――。
若き女子コーチ・篠子は極秘裡に真相究明にあたるが、
その正義感に迷いが生じる。
そもそも、柔道は武道かスポーツか。
善悪の基準は何か……。
渾身の巴投げ、襲いかかるバーベル、絶体絶命のピンチ。
「最強」を目指す者たちの野望が火花を散らし、
筋肉の鎧が軋む!
――――― 2000年版 表紙袖より
個人的評価 : ★★★☆☆
イマイチ気分がのらないまま終わっちゃった。
以前読んだ『白銀―――』と同じ篠子の登場作。
どちらかというと『白銀』の方が好きだった。
柔道のシーンもたくさんで、技の名前が並んでたりするんだけど
その技を知らないからイメージできなくて
イマイチ緊迫感も伝わってこなくて。
最後にはちょっとビックリもした。
まさかあんな事件が起こるとは、しかもああいう結果になるとは。