『13階段』 高野和明 | 鈴と空のブログ

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13階段 (講談社文庫)/高野 和明
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江戸川乱歩賞受賞作!

選考委員が満場一致で選出!


無実の死刑囚を救い出せ。

期限は3ヶ月、報酬は1000万円。


喧嘩で人を殺し仮釈放中の青年と、

犯罪者の矯正に絶望した刑務官。

彼らに持ちかけられた仕事は、

記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすことだった。


最大級の衝撃を放つデッド・リミット型サスペンス!

――――― 2001年版 帯より


個人的評価 : ★★★★★

初めて読んでみた作家さん。

個人的に興味のある問題が絡んでるってこともあって

かなり期待して読んだんですが、それでもかなり面白かった。


事件の真相、冤罪の証明を依頼した人間の正体や目的、

刑務官・青年が抱えてるものなどなど、面白かった。


冤罪を証明する過程とか話自体も面白かった上に、

刑務官の過去として描かれてる章が相当興味深かった。


以前にここでも書いた死刑に反対する理由、

まさにそのことが書かれてたので。


映画化されてたような記憶があるけど観てない。

観てみようか。