『バベル島』 若竹七海 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

バベル島 (光文社文庫)/若竹 七海
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イギリス・ウェールズ北西部。

彼の地の伯爵は長年「バベルの塔」建設に取り憑かれていた。

六十年の歳月をかけて完成した日、悪夢の惨劇が―――。(表題作)

残業の夜、男は急停止したエレベーターに閉じこめられてしまう。

中にはもう一人、髪の長い女が。

そのビルには幽霊が出るという噂があって……。(「上下する地獄」)

鮮やかなプロットが光る単行本未収録作十一編。

――――― 裏表紙より


個人的評価 : ★★★★☆

一編あたりがかなり短いのであっという間に読み終わる。


ホラー的要素を持つものと集めた、ということらしいけど

“いかにも”なホラー作品よりそれ以外の方が好きだった。


表題作とか「招き猫対密室」とか。


結局のところ、一番怖いのは人間ってことか。