『バードケージ』　清水義範

「一億円あげます。ただし三ヶ月以内に使いきってください」

憂鬱な浪人生活を送る予備校生・竹沢遥祐は、

ある日、こんな“ゲーム”への誘いを受け、挑むことに。

しかし、いざ使おうとすると、おカネとはなかなか減らないものなのだった……。

鬼才・清水義範が鮮やかに描きあげる、青春“おカネ”小説！

「三ヶ月以内に、一億円を使いきってみませんか。

　ただし、以下のルールを必ず守ってください」

１．楽しく使うこと

２．このゲームのことを他人に言わないこと

３．三ヶ月で使いきること
４．自分のために使い、寄付や募金をしないこと

５．楽しみのために使い、稼ぐためには使わないこと

６．実際に使ったり、楽しんだりするために使うこと

７．週一回話を聞かせてくれること

―――――　帯より

個人的評価　：　★★★★☆

皮肉たっぷりの話かお金に関する教訓めいた話になるのかと思ったら。

「青春色」がかなり強いという印象でちょっと意外。

「使ってもいいお金」と「使わなきゃならないお金」は違うのか。

使っても使ってもお金が減らないなんて経験したこと無いからピンとこない。

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