英語発音 子音の発音方法と練習 [k], [ɡ] ( k,c,ck,q;g の音) | 通じる英語発音と文面の身につけ方

英語発音 子音の発音方法と練習 [k], [ɡ] ( k,c,ck,q;g の音)



リンドウ@英語の発音に詳しい現役同時通訳です。


英語発音のうち、子音の発音記号と発音要領、練習法を紹介します。

発音記号 [k],[ɡ]

綴りでいうと
k, c, ck
q, g の音
です。


【要領】

1. 舌をのどのほうにできるだけ近づけ
舌の後部をあげて一度口(のど)から出てくる
 「いき」(こえ)が出るのをふさぎます。
  舌の後部真ん中に力を入れて上あご奥にくっつけるようにします。
  口(唇)は軽くひらき、下あごは下唇と一緒に少し下げます。

2. 1のままの状態で急に「いき」(こえ)を強く破裂させるように
一気に発音します。
 
3. 舌先はあごの真ん中の空間、力を入れた舌の後部は
口の奥の空間にとどまっています。

日常にない動作です。
何度も練習すると舌の位置や力の入れ方に慣れてきて、
ラクに自然に「いき」(こえ)が出せるようになります。


力を入れた舌の後部を上あご奥から急に離し、
一気に「いき」(こえ)を吐ききる
のがコツです。
舌の後部真ん中に力を入れてふさいだ上歯ぐき奥から
離したときにできるのが「おと」です。


注) 1. [k]=無声音(いきの音)、[ɡ]=有声音(こえの音)。
 
  2. 日本語の「ク」(=[k] + [u])、「グ」(=[ɡ] + [u])に
   ならないようにしてください。

  3. 鼻に「いき」(こえ)が漏れると別の音になります。注意してください。

   正面から見ると舌の表側、奥全体が見えます。
   舌の真ん中に力を入れる感じが大切です。

  4. 口の奥、真ん中で発音することを意識してみてください。
   
   子音のなかでも[k][ɡ]は
   日本語にはない、使わない音。
   たくさんの呼吸量を使わないと発音できない音です。 
   
   
【練習】

発音記号 [kæt] [ɡiv]
綴り字   cat give

発音記号 [skai] [biɡín]
綴り字   sky begin

発音記号 [kout] [eɡ]
綴り字   coat egg

発音記号 [iŋk] [dɔɡ]
綴り字   ink dog

発音記号 [spi:k] [táiɡə]
綴り字  speak tiger

発音記号 [kwik] [fíŋɡə]
綴り字  quick finger


英語の子音は「いき」、(こえ)、で作る「おと」。
発音のコツは母音で終わらないこと。

繰り返し練習することで
日本語の発音との違いが分かり、
発音すると英語が聞き取れるようになります。

腹式呼吸の方法は記事を準備しています。



リンドウでした。


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