馬場俊英『人生という名の列車』 | 邦楽新曲レビュー

馬場俊英『人生という名の列車』

人生という名の列車
1 ボーイズ・オン・ザ・ラン~Album version~
2 君の中の少年
3 風の羽衣
4 STATION
5 一瞬のトワイライト
6 今日も君が好き~Album version~
7 涙がこぼれそう
8 アイビー
9 人生という名の列車
10 遠くで 近くで
11 スタートライン~Album version~
12 旅人たちのうた~Album version~
TBS系TV「サンデージャポン」EDテーマ『ボーイズ・オン・ザ・ラン』、 NO PLANへの提供曲のセルフカヴァー『君の中の少年』、『人生という名の列車』 を含む全12曲収録。初回限定盤には去年12/25大阪厚生年金芸術ホールのライブから4曲を特別収録した特典CD「LIVE 4 SONGS」が付きます。
ちょっと渋いセレクトですが、気になっておりました。コブクロがカヴァーしたことで有名な『ボーイズ・オン・ザ・ラン』もアルバムバージョンで収録。最近ちゃんと知りました。馬場俊英さんは、関西地区を中心にライブの動員やCDセールスを急激に伸ばしている方だそうです。ロードムービーのように情景を描き、青春映画のように心情を紡ぐシンガーソングライター。うーん、納得です。作詞作曲家としても、内PユニットNO PLANやボブ・サップまで楽曲を提供されています。気になっていた曲がM5『一瞬のトワイライト』で、もう歌詞が素敵です。「♪もしも 十年先の僕に会えたら ひとつ教えて欲しいのさ その場所に辿り着く道は 本当に ここで これでいいのだろうか」のフレーズが刺さります。身近な生活を切り取ったような曲が多くて、ほっこりしますね。気分によって、お気に入りの曲が変わるので、きっと聴く人によっても違うんでしょうね。今の気分ではM7、M11がお気に入り。特典CD「LIVE 4 SONGS」に入ってるM4『男たちへ 女たちへ』も超大作。試聴はコチラです。