遊びと仕事。
どちらも狩猟犬なのですが、猟の内容は全く異なります。
(以下、私のしょぼーい知識がベースになっとります)
猟師が仕留めた獲物の場所を示したり、回収をしたりなど、
何でもこなす元祖「狩猟犬」なワイマラナー。
クマやイノシシとも闘えちゃったりします。
一方、ドッグレースで有名なウィペット。
ウサギ狩りや、小動物を探して捕らえるのも仕事。
農家などでは害獣退治を担っていたそうな。
庭先で放し飼いにされ、ご飯や休憩時に自分の意志で家に戻る、
そんな姿を想像しちゃう。
(たっつー曰く、まるでルンバやね~。・・・確かに!!)
要するに、
ワイマラナーは猟師の指示に忠実に従いながら狩りを行う。
ウィペットは自らの判断で探索し獲物を捕らえる。わけですな。
ということを念頭に置きながらの、独断と偏見な観察日記。
金曜日には3頭&2人でひたすら歩く散歩を楽しんで、
日曜にはたっつーも一緒でさらにノリノリだったむぅさん。
むぅちゃんがさらにノリノリだったワケ。
それは、たっつーが「枝を投げる⇨むぅが取りにいく」遊びを、
飽きることなく永遠に、永遠と続けてくれるから。
前回の記事にも書いたけれど、
むぅちゃんは飼主の側から離れられないコなのである。
はずだったのだけれど・・・
もはや、飼主が誰なのか不明になっているむぅさん。
コマンドを出さずとも、たっつーにぴったりついて歩く。
この様子を見て、ふとオモッタ。
狩猟犬としての、ワイマラナーの血が働いているのではないかと。
たっつーが投げる枝は獲物。そして、それをレトリーブする。
むぅちゃんにとって、この時のたっつーは猟師(飼主)なのかも。
だから、次の指示を与えられるまでぴったりついて待つ。
アイコンタクトまで取っちゃって、まぁ!
(私の方が会う回数は多い。が、こんな関係は築けてましぇん)
さてさてここで。お待ちかねの(←このブログの主役だもんね!)、
「自分で考えて猟をする」ウィペットたちを見てみましょう~
え~・・・こんな感じになってます。
ぽバドと飼主の名誉のために言っておくとですねぇ。
「つけ」→意識させれば出来る。「呼戻し」→もちろん出来る。
たとえ飼主のすぐ後ろにつかなくても、
飼主の存在を意識して距離を保つので、逃亡することはない。
鳥やネコなど小動物がいたとしても、
追いかける前に「マテ」をさせれば問題ないのだ。
猟師とともに行きますなむぅさんはテクテク、
そしてぽバドは探索に精を出しますよ、と。
ちなみに、探検隊ぽバドの後について行くとこうなっちゃう。
(mitomonさんのこの台詞、私の後について来たときのものなのだけどね)
走る姿は壮観だけれど、走ってばかりじゃ足を痛める。
けっきょくはヒトが、私が、後付けした妄想かもしれないけれど。
ウィペットらしさを尊重した散歩をしてやりたいとオモウ。
(田舎暮らしだからできることなのだけれどね~)
犬種特性に、もちろん個体差もあるだろうけれど。
楽しそうにしてるから、とりあえずはこれも正解なのだとオモウ。