わっかんないや | RINA STyLE*

RINA STyLE*

Rinaのとにかく自分独自の世界を作り出しますv

分かんないや。


何をしたいのかも、

何をするのかも。



一時期浮上してきたかずとの同棲話


正直自分から言い出した癖にふった。


まだお互い23だし早いよ。

まだしばらくはこのままで行こうよって。


逃げようとしてたんだ。

親戚達の間に渦巻く思惑や彼をとりまく現状から。

全部から逃げようとしてたんだ。


救い出したいと思ってたけど、これは救いだす事じゃない。

「逃げ出す事なんだ」ってふと思った。


今日かずに会うまでの電車の中で翔さんのラップ聞いてた。


「なぁ、二人でどこか隠れよう」ってフレーズがあるんだけど

多分昔から誰も知らないところに隠れたい願望があったんだ。


新幹線やどこに行くかも分からない電車に乗って

そのまま帰り道も分からないまま見知らぬ土地で生きたいって何度も考えた。


多分高校や大学選んだ動機もそこに会ったんだと思う。

過去を知らない未知な土地で新しく自分を始めたい。

新しい土地で何のしがらみもなく気楽に生きたい。

きっとかずをそれに巻き込みたいだけだって思った。


すべてを投げうつ覚悟もないのに中途半端に考えてた。

ただお互い家から出れば何も悩まなくてもいいと思ってた。

違うんだよね。


歴史は繰り返される。

親父はお母さんの為に家を捨てた。

確かお母さんもこれくらいの年齢だった。

親父にも家業があった。

それを継ぎたくなくて家を出た。

それでお母さんの地元に来た。


面白いよねww

変なとこ親子似ちゃうんだもん。

きっとお母さんも親父を救い出そうとしたんだろうな。

もしそうなら分かる気がする。

どうしてこういう時に生きててくれないんだろう?

どう思ったのか聴きたかった。

ぽつぽつと語られる両親の過去。

ぽつぽつと見つかる類似点。

あり得ないところが合致する。


おなじことはしたくない。

そう思った時に紡いだ糸を切るんだと思う。

だってかずは親父じゃないし、私もお母さんとは違う。

オリジナルの物語を作ろうよ。