初期治療にかかった費用 | 乳がん治療とときどきげっ歯〜

乳がん治療とときどきげっ歯〜

36歳で乳がん告知。念のため受けたPETで甲状腺乳頭状腺がんも発覚!
現在、再優先の乳がん治療中。
まだまだこれからやりたいこといっぱいあるし、病気には負けてられない!
我が家のかわいいげっ歯類もたまに登場!

私が乳がんとわかった時、病気や治療に対する不安はもちろんありましたが、まず頭をよぎったのが「お金」でしたショック!

「がん治療にはものすごくお金がかかる」と聞いたことがあったので、果たして払えるのか?!とビックリマーク

あくまでも私の場合の費用ですが、どなたかの参考になればと思いましたのでこれまでにかかった費用をまとめてみました。

また治療費で助かったのが高額療養費制度と、加入している健康保険組合が実施している一部負担還元金でした。

高額療養費制度は、加入している健康保険組合に限度額適用認定証の発行を事前に申請し、病院の窓口に提示しておけば、1ヶ月あたりの自己負担額が一定額を超えるとそれ以降の支払いが免除されます。(認定証が間に合わなくても、後日申請することで払い戻されます。)

高額療養費制度は国が定めている制度ですので、どの健康保険組合でも実施されています。
これ以外に健康保険組合独自で、さらに上限金額を設定し、それを超えた分を払い戻してくれる制度を実施している組合もあります。健康保険組合(または勤務されている会社)に確認されることをおすすめします。

アメーバ治療経過
2013/07  検査
2013/08  手術(広背筋皮弁同時再建) 入院は13日間
2013/10~ 抗がん剤治療4クール(TC療法+ハーセプチン)
2014/01~ 抗がん剤治療4クール(FEC療法)1クール目のみ入院(5日間)にて投与
2014/05~ 放射線治療(30回)
2014/06~ ホルモン療法(タモキシフェン)

なお、この一覧には保険適用外の費用は載せていません。

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<注意点>
・窓口で実際に支払った金額を記載しています。(3割自己負担です。)
・高額療養費制度適用後の費用です。(ひと月あたり8万円強(収入により個人差あり)が自己負担の上限)
・事前に病院に高額療養費制度の申請をしておけば、自己負担の上限を超える分は支払いが免除されます。
・過去1年間で3ヶ月以上高額療養費が適用された場合、4ヶ月目からは自己負担の上限が44,400円になります。
・後日払い戻しのあった健康保険組合からの還元金は記載していません。
・差額ベッド代(個室利用費)など保険適用外のものは記載していません。(ちなみに手術時の入院は個室を利用したので、保険適用外として103,800円別途かかりました。)


かなりお金がかかりましたダウン
お金は大事だよ~
と切実に思ったこの1年でした。

私の場合は健康保険組合からの還元金があったのでここから更に払い戻しがあり、最終的な自己負担はもう少し少なくなります。ですが、その払い戻しも3ヶ月後とかになるので、ひとまず自分で費用を用意する必要があります。

いざという時の貯金¥
ほんとに大事と思いました。

これからもハーセプチンやタモキシフェンやらと数年治療が続きます。
しかも私は甲状腺がんも併発しており、ゆくゆくはその治療費もかかってくることでしょう。
がん保険にはもう入れないししょぼん
貯金しよう・・・と心に決めた復職前の決意でございます!!

追記:
高額療養費は1日から末日までを1ヶ月として計算されるので、入院は月をまたがないほうがお得です。私は月をまたいでしまったんですが、ひと月にまとまっていたら手術・入院費用は半分ぐらいでいけたのではないかと思います。
けど、こればっかりは手術の予約状況にもよりますしね。