今日は、
togetterをご紹介します。
厳密にはソースがありませんので、
各ツイートをどこまで信じるかは、
皆さんにお任せします。
東京都側は、
「棚を移すだけ」
と繰り返し説明してきました。
その結果が、
これです。
この事態を想定していたのであれば、
日本中をだましていたことになりますし、
想定していなかったのであれば、
自分たちの握る権力の大きさに気付かずに、
無邪気に立法したということで、
立法者としての資質が疑われるところです。
何度も言っているように、
「過激ではない作品を取り締まる」
ことがこの条例の目的です。
「過激な」作品であれば、
現在の条例で対応できるわけですから。
規制の範囲を拡大し、
18禁となる作品を増やす。
でも、
18禁スペースは変わらないか、
あるいは環境浄化活動の結果、
縮小するのみです。
そうしたら何が起きるのでしょうか。
書店の18禁スペースに入りきらなかった作品は、
どこへ行くのでしょうか。
置くところがなければ、
書店は返品するでしょう。
初めから仕入れてもらえないレーベルだって、
存在することでしょう。
小さな会社には体力がありません。
良く言われるこの言葉は、
「お金がない」という意味です。
お金がない会社が、
作っても本が売れなくて、
さらには今までに作った本が返品されてきたら、
どうなるでしょうか。
小学生にだってわかります。
つぶれます。
倒産です。
企業が倒産するということは、
そこに勤めていた人たちが、
失業者になるということです。
回復の兆しが見えてきたとはいえ、
大学新卒の内定率が50%を超える程度でしかない今の不況です。
失業した人たちが、
再就職できる見込みは、
どの程度あるのでしょうか。
その人たちが家庭を持っている場合、
その子供たちだって、
経済的に追い詰められることになります。
今回の都条例は、
何か事件が起きて改正されたとか、
そういうものではありません。
初めから、
「改正ありき」
でした。
今すぐ改正する必要性のない条例を、
失業者を増やすリスクを犯してまで改正する必要は、
いったいどこにあったのでしょうか。
今の経済環境の厳しさは、
みなさんも良くご存じだと思います。
雇用の確保が最重要課題と言いながら、
この条例は、
その雇用を積極的につぶそうとしているのです。
一体なんのメリットがあるのでしょうか。
メリットがあるのは誰なのでしょうか。
過激ではない性表現を取り締まることに、
積極的なメリットはありません。
そもそも、
「青少年に有害」であるという証明なんてないわけですから。
ましてや、
慎重な議論がいっさいなされていないままでの、
改正です。
いま以上に経済を悪化させる条例を通すことの意義は、
どこにあるのでしょうか。
私には、
わかりません。
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