1月29日(土)に、

あさの克彦都議の座談会に参加してきました。

今日はそのレポートです。


あさの克彦都議Webサイト

http://asano-k.net/pc/



1.あさの都議の紹介


あさの都議は、

2010年3月に青少年健全育成条例改正案が参加された時は、

反対を表明してくださったのですが、

2010年12月の時は、

賛成に回られた民主党の都議です。


※以下個人的な考え。

  民主党は自民・公明に対抗できる唯一の政党となっているため、

  このことをもって「もう民主を支持しない」とはいえないと思っています。

  それよりは民主の議員さんたちに理解を持っていただくように働きかけることが大事だと思っています。




2.あさの都議のご見解(おおまかなもの)


あさの都議が、

12月提出の都条例改正案に賛成した理由は次の2つのようです。

※私の考えやコメントは最後に付け加えます。

  まずは都議のお考えをそのまま伝えます。


・ 政治的な事情

・ 3月提出の都条例改正案の問題点が削除されていたので問題なしと判断


まずはこの2つを説明したうえで、

都議の基本スタンスを書きます。




3.政治的な事情(あさの都議のご見解)


ニュース等に興味を持っている人は知っていると思いますが、

民主党には今逆風が吹いています。


政権交代に期待されて与党となった民主党ですが、

思ったように改革が進まない事などにいらだつ人たちが増え、

支持率は低下しています。


まずこれを覚えておいてください。


そのうえで、

今度杉並区の補欠選挙があります。


杉並区の都議は民主党ですが、

この議員が杉並区長に出馬したため、

現在杉並区の議席があいている状態なのです。


この補欠選挙で誰が勝つか、

ということがポイントです。


民主が勝てば、

議会や委員会のパワーバランスは現状維持です。


でも自民や公明が勝つと、

議会や委員会のパワーバランスが変わってしまうのです。


たった1議席ですが、

この1議席が影響する委員会がある、

と、あさの議員は発言されていました。


最後に、

こういった政治的な背景と、

この都条例と関係についてです。


仮にここで民主党が否決したとしても、

治安対策室や石原都知事、自民、公明が諦めることはないでしょう。


その場合、

可決された条例案よりも更に問題のある条例案が提出される可能性があります。

そのときに、

仮にパワーバランスが変更になっていて自公が多数派になっていると、

その条例案が通ってしまう可能性は高いでしょう。


そのようなことを避けるためにも、


現在の条例案で「終止符をうつ」ことが重要


というのがあさの都議のお考えでした。




4.3月提出の都条例案よりマシ(あさの都議のお考え)


このブログではあまり触れていませんが、

2010年3月にも都条例の改正案は提出されていたのです。


その改正案で問題になっていた


・蔓延の抑止


という言葉が今回は削除されています。


あさの都議が賛成したポイントはここにあるようでした。


「蔓延の抑止」は出版や表現そのものを制限する可能性があるけれど、

これが削除された以上、反対する理由がない、ということでした。


現在の条文は、

文言上は「販売規制」でしかないので、

「蔓延の抑止」という文言が存在するよりも、

規制としては緩い、

とお考えのようです。


※なお、現状の業界の状況が、

  「販売規制」=「表現規制」につながることは認識されていましたし、

  この状況には問題があるとおっしゃっていました。




今日はここまで。




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